⑤私の彼は超新星ユナクFinal Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

④~
おはようはおはようで
返ってきて
愛してるは愛してるで
返ってきた
あの日々を断ち切れない…


どうして君は僕のことを忘れてしまったんだろう?
その思いが強すぎて

君の側に行きたくなってしまう。
君に問いかけたくなってしまう。



…これから築いていけばいい

そう思ったのは
エレベーターから逃げるように降りて行った君を見た時。

君も苦しんでる…
そう思ってたまらなく切なくなった。

思い出して‼って、元のようなふたりになりたいって…そればかり押し付けてたね。
ごめんね。

今、目の前のありのままの君を愛することだけ考えるよ。

そっと君を見守らせてね。

それだけが今の僕にできることだから。

by ユナク


思い出してほしい
どうして忘れてしまったの?
と、その焦る思いを封印したユナクと
ユナクに会うと緊張してしまう私は
ある夜をきっかけに
ふたりで会うようになります。

「知らない同士のふたり」として
少しずつ少しずつ距離を縮めて行くんです…


……


聞き覚えのある曲
あたたかく
なつかしい甘い歌声

ホテルの中庭で聞こえて来たその歌声の
低音から高音に移る時の息づかいに私の潜在意識が反応した。

もっと近くへ     早く早く…
はやる気持ちを収めもせず
導かれて行き着いた桜の木の下にはユナクさんがいた。

月がやさしく照らす空間で
あなたは私が笑顔だとうれしいと言った…


私の奥底に響くあなたの言葉が聞きたくて?
それともこの香りに包まれたくて?
微かにふれあう左腕のあたたかさがうれしいから?


残らず全部感じたい。
だから今夜も
桜の木の下のベンチに行こう。

そしてあなたと
たくさんたくさん話をしたい。

ただそれだけが今の私にできることだから

by  葉子


……
桜の木の下
何度目かの夜

約束をしたわけでもないのに今夜も私たちは並んでベンチに座る。


「もうすぐ桜が咲きそうだね…
僕の撮影が終わるまでに咲いたところ見れるかなあ?」


ユナクさんと並んで桜の枝を見上げた。
一緒にいると安心するのはなぜだろう?


「あの……私たち桜を一緒に見上げたことありますか?」


「うん。去年ロケでふたりで見たんだよ…」



「冷えるね部屋に入ろうか…」
不意に肩に手が触れる

「あっごめん。つい…」
弾かれたようにユナクさんは私から離れた。



「…いいですよ…そのままで…」

小さな声で言うとユナクさんはパッと目を輝かせた。

不思議な気持ちが灯る
むしろあたたかくてなつかしい

「ありがとう。部屋まで送るね」

ユナクさんはためらいがちにふわりとやさしく私の肩を抱いた。


ユナクさん


ん?



…今年も桜
一緒に見られたらいいですね。





⑥に続く☆
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