⑥私の彼は超新星ソンジェ☆秘密のラブレッスン | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

⑤~
振り向いた君が泣いていたから
どうしたの?って聞くしかできなかった。

すり抜けて走り去った君…
呼び止めても止められない
君の気持ちがわからなくて
その場にただ呆然と立ち尽くす。


ローズマリーのむせかえる甘やかな香り
君の好きなオイル

いつも君がサロンに来る時は
耐熱性のグラスに熱いお湯を張ってオイルを2、3滴

サイドテーブルに置く瞬間の幸せな気持ちを思い出して
今手放した君がたまらなく恋しくなる。


…何度かけても繋がらない。

どこでひとりで泣いてるの?

by ソンジェ


………



「突然どうしたの?取りあえず連絡ください」

「今どこ?すぐに連絡して…俺、そこまで行くから」

「何があったの?お願いだから何か連絡して」


携帯を開くと何件もの不在着信。
3件の留守番メモ…



向き合って直接聞いてみようと訪れたサロンで
パーティーであったことを話した。

さえない子だから選んだの?
宣伝用のモニターだからやさしくしたの?


…ソンジェが言葉をえらびながら
「モニターだってことを利用してたのはウソじゃない」

そんなことを言うから
ややこしいことになります。

少しでも嘘をつきたくないという私に対してのソンジェの誠実さは
新たな誤解を生んでしまう。


どうしようもなくなっていた私たちは
ユナクに助けられる。


「誤解させるようなことを言って、ユナクさんにめちゃくちゃ怒られたよ…」

ユナクさんが待ってると思って入ったレストランの個室で
緊張したような
少し強張った顔のソンジェさんは私を見つめてそう言った。



「俺が利用したのは
俺の立場だよ
コンサルタントとモニターっていう…」

予想もしてなかった言葉に驚く。

俺がどんなに連れまわしても葉子ちゃん素直について来てくれるから…

ソンジェさん
頬が少し赤くなってる?


「利用って、ソンジェさんが私と一緒にいたいから?」
それに気づいて私も赤くなる。



「ねぇ…君が嫌がることはしないって、俺守れてない?」


…どうして今頃気づくんだろう。

ソンジェさんははじめから私が望むことだけをしてくれていた。


ソンジェさんの手が
私の頬にそっと触れる。

引き寄せられて
あなたの腕の中



胸にそっと顔を埋めた。



⑦(終)に続く☆



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