①私の彼は超新星ソンモ☆秘密のラブレッスン | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

「心と身体をケアする
トータルビューティーサロン…」
扉の前でもう一度チラシを読み返す。

身体はわかるけど
心って…?

すごく迷ったけど
すごく興味も湧いてきてモニター募集の話だけでも聞いて帰ろうと
SUPERNOVAの扉を開けた。


真っすぐ見つめてくるカッコイい男性の
視線が恥ずかしくてついうつむく。

モニター募集が終了したことをとても丁寧に教えてくれた。

「ずいぶんとストレスが溜まってるみたいですね。お仕事大変なんじゃないですか?原因に心あたりはありますか?」

物腰の柔らかなその男性にそう聞かれて
初対面なのに吸い込まれるように
「あ…はい。そうなんです」
なんて答えてしまう。

「思ったことを相手に伝えられないことが原因でしょうか」と私は続けた。

「お肌のおつかれもそこからのようですね。
さっそくケアしましょう。」


モニター枠がないんだったらここに通うつもりはなかった。

僕に少しだけあなたの時間をくださいと言われ
奥の部屋へと案内される。

何されるんだろう?
断らないと…
そう思いながらも
少しだけですからと強調されて結局私は付いて行った。

「僕はここのコンサルタントのソンモと言います」

手早く入れたカモミールティーを勧めてくれながら名前を聞かれる。

「葉子さん、あなたのことすべて教えてくれますか?」

あなたのことを知りたいんですと、ソンモと名乗る男性に
聞き方は穏やかだけど
内容はずいぶん入り込んだ質問もされて…
私は顔が熱くなる。

考えるよりも先に体が動いていた。

「そんなこと言えるわけないじゃないですか!!」
そう言って勢いよく席を立つ。
「答えたくありません。帰ります!!」


ずっと真っすぐ見つめていたその人はにっこり笑った。

「よく言えましたね。そうやってイヤなことはイヤだとはっきり言えばいいんですよ」


心の中から吐き出すようにすれば、ストレスは軽減される…そう言われて
苦手分野だと思った。

嫌なことがあっても
嫌なことに遭ってしまった自分を認めたくなくて
感情を飲み込んでしまうようなところが私にはあった。

それは小さい頃から身についた自分を守る術で
もうどうしようもないものだと思っていたから。


今日だけでも僕と話して行ってくださいとソンモさんに言われて


なんだか吸い寄せられるように

聞かれるままに

私は話し続けた。




②に続く☆