③私の彼は超新星ソンモ☆秘密のラブレッスン | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

②~
「僕がいなくても」

ソンモさんがいない生活から
ソンモさんがいる生活に入る前なのに
ソンモさんがいなくなった生活を想像してみる…

それは思った以上に心許なくて
さっき出会ったばかりなのに
もうすでに少し依存している自分に気づく。

見つめられて
包み込まれる

ソンモさんにはそんな不思議な魅力があった。


それから私は
引き寄せられるように
毎日レッスンに通う。

やがて私たちは
「葉子ちゃん」
「ソンモくん」
と呼び合うようになって

マナーレッスン
ワイン講座…と
私が会社で困ったことがあると
すぐにソンモくんが相談にのってくれるようにもなっていった。


「ここまでできない生徒もめずらしいなあ」とか
「ちゃんと見てないと心配でしょうがないよ」とか

私も上手いことソンモくんのなんとか本能をくすぐるもんだから
急激に惹かれ合う。

甘くてやさしいソンモ先生は
愛ゆえにビシビシしごきもして…


そして迎えた集大成
会社の創立記念パーティーの前日

「ああもうこんな時間だ。今日はここに泊まっていけば?」
何でもないようにソンモくんは言った。

ソンモくんが仕事をしている傍らで
納得が行くまでレッスンの復習をして疲れたら眠る。それが幸せ。

朝はソンモくんが起こしてくれて
ソンモくんchoiceのドレスを着て鏡の前に座る。


鏡越しにそっと見る…
ソンモくんの指先と顔を…交互に。

顔を見た時は必ず目が合ってしまうから
すぐに目をそらしては熱くなった。

ソンモくんの吐息が微かに横顔に掛かる
それがメイクの仕上がりの合図…

険しい表情がフッと緩んで
「なんだか行かせたくないな」
小さくそう呟いた。




パーティー会場はすでにたくさんの人で賑わっていた。

きれいだよ…
自信を持って…

さっき送り出してくれた
ソンモくんのやさしい言葉と視線を思い出して
私は大きく深呼吸をした。

ワイングラスには口をつけるだけ。
酔わないようにってソンモくんが教えてくれたとおりに。

誰にも気づかれないほど
きっと私は美しく変身してるんだ。
男性にもやたらと声をかけられるし。

…さっきから言い寄ってくるこの人、しつこいなあ。


困っていると
グッと引っ張られて
肩を抱かれる。


見上げて驚いた。

そこにはソンモくんがいたから。


「僕の連れに何か用ですか?」

なんて言って…





④に続く☆