①私の彼は超新星ユナク☆秘密のラブレッスン | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

いつもなら
来るはずのないお店の前

「キレイに変身」という
うたい文句に惹きつけられて看板に見入っていると、キレイな男性に声を掛けられる。

ユナクさんというらしい…
トータルビューティーサロンSUPER NOVAのコンサルタントをしているらしい…

完璧な接客。よどみない説明。
でもモニターの話の途中、私はユナクさんの発したある言葉に引っ掛かる。
「中身もキレイになれますよ」


「中身に何か問題ありますか?」
それは自分が一番気にしてたこと。
大好きな人に振られて
自尊心がズタボロだったから。

ユナクさんは
「そんなこと思ってない…
ああ…間違った意図が伝わってしまったようです…」と
とても動揺した様子。

完璧な人の動揺はそれだけで人の心を動かす力を備えていて
その真剣な表情にガチガチだった私の警戒心はみるみる溶けていった。

「大丈夫ですよ。いいえ当たってますから…」

「ムリは言いませんが話してみてくれませんか?」

先輩とのこと。
褒めてくれた髪を切ってしまおうと思ったこと。
結局髪は切らなかったということ。

話を聞き終えたユナクさんは
その切らなかった髪も含めて、すべて僕に任せてほしいと言った。

ダイヤの原石…
さっきの熱心な説明で言ったユナクさんのその言葉を思い出して
信じて任せてみようかなという気持ちになる。

返事を聞いたユナクさんは、私がやっと笑ったと言って自分も笑った。


さっそく
レッスンⅠ=メイク
私が再現できるよう
ユナクさんは私を抱きかかえるように
後ろからせっせと手を動かした。

ユナクさんの足が時々私の太ももに触れるくらいの距離…

照れくさくてユナクさんを見ると、鏡の中で目が合った。
足はそのままだったから
…それはそのままでいいのね。関係ないのね。

私にメイクを教えることにユナクさんのすべては集中していた。

思った通りだ肌にハリがある。
唇もとても柔らかいですね。
ユナクさんはそう言ってはその都度指先で触れ直した。

その営みにいちいちドキドキで鏡の中の私は赤くなってる…
その頬の赤みのところにチークをのせて
ユナクさんはやっと私から離れた。

鏡越しに
次に向かい合って
メイクの仕上がりを確かめた後
「やっぱり思ったとおりだ」とユナクさんは満足げにつぶやいた。

「これが本当のあなたです」


鏡の中の私は

真っ直ぐ自分を見つめていた。



②に続く☆