④私の彼は超新星ジヒョク☆秘密のラブレッスン | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

③~
ふたりで乗り込んだタクシーは室内テーマパークに着いた。
ずっと連れて来たかったんだと言われて…

すっかり特別なカンジに
これってデートなのかな?と舞い上がる。


サロンの外の初めてのジヒョクくんも
いつも私がキラキラ見つめているやっぱり素敵なジヒョクくん。


紳士的にリードしてくれたり、

さりげなく背中に回された手はじんわり温かかったり、

ふと見上げると見下ろしてるジヒョクくんと目が合ったり。


…私たちはあれだね。
端から見たらきっとホントのカップル。

「繋いでないとまた誰かにぶつかっちゃいそうだもん」
そう言ってずっと手は繋がれたまま、
わいわい相談しながらアトラクションを回った。



ジヒョクくんが振り返る瞬間とか…

すごく笑ってバサッて靡く前髪とか…

飲み物ふたつ持ってこぼさないようにこっちに向かって来る表情とか…

それらは勝手に
私の中ではスローモーション。時々カシャっと写真にもなって
次々と胸に刻まれていった。


遊び疲れた帰り道
ジヒョクくんは急にしゃべるのをやめて黙りこくった。

そしてゆっくり立ち止まって切り出す
「ねぇ葉子ちゃん俺さ…」

呼ばれて反射的に
街灯に照らされたジヒョクくんの顔を見上げる。私は緊張し期待もしていた。

スピードを出した車が私たちの横を通り過ぎて
小さく驚くとその瞬間庇うようにもぎ取るように抱き寄せられて…

突然のクラクションと
ジヒョクくんの腕の中とで
ドキドキ感はすっかり振り切れてしまう。


「……」


結局

俺さ…の後は
聞けないまま

ジヒョクくんに送ってもらって家まで帰った。




…この時は敢えて言わなかったんですね

ジヒョクはアンケートの紙に私に伝えたい大事なことをこっそり書いて渡す…

たぶん思い起こせばデートの前の日のレッスンの後…

アンケートの紙に書いた私へのメッセージは
このまましばらく私に気づかれることなく
ジヒョクくんの思いだけ託されて
私たちはすれ違って行きます。


…………


携帯が震えるとうれしくなるほど
着信=あなた
だったのに。

あんなに頻繁に来ていたメールもぱったりと途絶えてしまって
もう一週間

テーブルに置いた携帯を
じーっと見つめてしまう。


青い点滅は新着メールを…
緑の点滅は着信を…


あなたとの繋がりを必死に探してはがっかりする…

そのくり返し…


⑤に続く☆