①私の彼は超新星☆グァンスひと夏のラブストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

東京でWebデザイナーをしている私は長期の休みを利用して沖縄にやって来る。
都会の喧騒から離れ
日頃の何かとごたごたしている人間関係からも離れ
のんびりできそうな予感…
何やらよいこともありそうな予感…

知り合いの伝手で滞在することになったコンドミニアムのオーナー、ソンジェさんはとびきりかっこいいし
その友だちもすごくかっこいい!!


中でも…
同じコンドミニアムに滞在している
一見クールなプロサーファー
グァンスさんのことが
私はとても気になって…



一番気になった理由は
影があったからかもしれない。
練習から戻って来たグァンスさんは、
エントランスの広間に集まったみんなとわいわいしていてもどこか寂しげ。

私のことにも必要以上は入り込んでこないし。
…よく言えばそうだけどそっけなくもある。

影があって
寂しげで
そっけなくて
サーフィンに打ち込んでいて
とびきりイケメン…

ぐっと心を掴まれた私は
散歩に出かけた海で運命の波乗りに出逢います。
夕日に照らされた、それはそれは幻想的な海で。


サーフボードの上の人がグァンスさんだって
はじめはわからなかった。

オレンジ色を背景に従えたシルエットだけが少しずつ大きくなって…

あれ?グァンスさんまた練習してるって私が思ったのと、

やあって開けた感じではないけど
あっさっきの…みたいにグァンスさんが私に小さく気付いたのはほぼ同時。


「練習するのここで見ていていいですか?」

「……ああ」


そっけないけど
不思議と拒まれた感じは全くなくて
再び海の中にくり出すグァンスさんを浜辺に座って私は見守る…


波を見据え波筋を捉え
一瞬渾身の力で身体を支えたかと思うと
スッと波の上に立つ。

バランスを取るというよりは
波がグァンスさんに添ってたなびくように
キラキラと光りながら後から従ってついて行く。

グァンスさんのライディングはものすごく素敵☆

サーフィンのことは全くわからない私にも
何ひとつ受け身じゃないことが伝わってきて…

サーフィンにどれだけ情熱を傾けてきたかとか
波に対する敬意とか
ああこの人のすべては海にあるんだ…とか

いろんなものが伝わって来て
ただただ食い入るように見つめていた。


ボードを抱えたグァンスさんがこっちに向かって来る…

ほんの軽い気持ちで見せてと声をかけた自分が恥ずかしくなって
私はそっと俯いた…


続く☆