⑤私の彼は超新星☆グァンスひと夏のラブストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

④~
この笑顔…

そう、この笑顔をずっと見たかったの…


ゴニルさんのおしゃべりとか
ジヒョクさんの顔にたくさん何かついてるとか

大きな口開けて
目元をくしゃくしゃにする、
あまりにも無防備なあなたのその笑顔にさっきから釘づけ…

ああホントによかったって実感する。



あの日大好きだというあの場所で夕日が海に沈む瞬間に誓った通り
グァンスさんは大会で優勝した。

今日はお祝いのパーティー
いつもの仲間と
ユナクさんの下宿先の居酒屋で。

おばあの料理はずらりと幸せに並んで
私たちは笑い合っては飲んで食べてまたしゃべって…
それをかれこれずっと続けている。


…じーっと見てたら
目が合っちゃった。

口パクと手ぶりで
ちょっと抜け出さないかと誘われて外へ出る。

ふたりの足は自然と毎日通った浜辺へ向いた。


あさって東京に帰ること言わなきゃ…
その前に大好きだと伝えたい…
そのふたつが頭の中を行ったり来たり。

やっとふたりきりになれたけど、
今はそのふたつが最重要事項。


言葉を探してると
グァンスさんが先に口を開いた。

「決勝戦の前、控えのテントに来た時…葉子死にそうな顔してたな」

絶対勝たなきゃ葉子が死んじまうって思ったぞ~
なんて言ってる。楽しそうに。

笑い事じゃない。
準決勝のグァンスさんのライディングは誰の目から見てもおかしかった。

絶対足が痛むんだって
気が気じゃなくて
心配で心配で…

一目遠くからでも姿が見たくてテントに行って
蔭からそっと見るつもりが、
私が見つけるよりも先にグァンスさんはもう私のことを見てた。遠くから。

何を言うわけでもなく。
精いっぱい微笑み合ったつもりだったのに。

私、死にそうな顔してたんだ…


実際私は決勝戦のグァンスさんの波乗りを見ていない。

目を閉じて

ただ祈ってた。


わあーっという歓声と同時に
肩を揺さぶられたり抱かれたり
頭をくしゃくしゃ~っとされたり
ガって掴まれて引き寄せられたり

葉子ちゃんやったよ!!
グァンス優勝だよ~~!!って

一緒に見守ってた
ユナクさんが
ソンジェさんが
ソンモさんが
ジヒョクさんが
ゴニルさんが

口々にそうやって教えてくれて
私はようやく目を開けた。


グァンスさんに
駆け寄り
飛びつき
抱き上げられて…


大好き

離れたくない

そう思った。




⑥(終)に続く☆