⑥私の彼は超新星☆ソンジェひと夏のラブストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

⑤~

離したくない

このままなんていやだ



君は何か誤解してるよね。
俺は君が好き
君だけが好き

それがきちんと伝わっていたら…

泣かせることも
きっとなかった

もつれたところをほどきたい。
スジョンを連れて君のところに行かなきゃ…
部屋にいるよね。

部屋でひとり
泣いてるよね


大切なのは
誰が誰を好きかということ。
離れたいのか離れたくないのか。

それだけだから。

     by ソンジェ


スジョンさんがソンジェさんを私に取られたくなくて
ウソをついていたということ。

ハイビスカスはソンジェさんが
お母さんに譲ってもらったものだということ。

ソンジェさんがスジョンさんを連れて部屋に乱入して来て
ちょっと取り乱しながらも説明してくれて…
いろいろわかった。


聞いてしまえばなあんだっていうことばかりで、
ああやっぱり大好きだからこそコワかったんだ…って思う。

100か0か。
言葉ひとつ
しぐさひとつ
それだけでUP DOWN

直接気持ちを聞かないと
何ひとつ確かなものなんてなくて

私はやっと
確かなものを手に入れる機会を得る。

それは、先にソンジェさんに長年の気持ちをぶつけて
すっきりしたスジョンさんの後押しで。


スジョンさんが部屋を出て行くとすぐに
ガバッとソンジェさんは私を抱きしめた。


「俺に聞きたいことある?」

その声は腕の力強さとは対照的でとろける程にやさしい…

もうすでに何がどうでもよくなっているけど
どうして触らせてくれなかったのか聞いてみる。

ハイビスカスはソンジェさんのお父さんがお母さんに結婚を申し込む時に贈ったもの…

いつかあなたに心から愛する人ができたらその子に贈りなさい。
それまではあなたが育てなさい。
そう言われたということ…
ひとりで育てないと心が通じないかもって
心配していたらしい。


じゃあ…
「どうしていつも寂しそうな顔してたの?」

そんなミステリアスな顔するからますます謎が深まったんだから。


「寂しいっていうより困ってた。
俺の思うその子は期間限定だから…」



「もう察してよ」

「今察しました」



「心から愛する人に届くように俺の気持ちを全部込めたハイビスカス
もらってくれる?」


あなたの腕の中に飛び込んだ。

大好きな甘い声が頭の上で響く。


「俺たちここからはじめよう」




⑦終に続く☆