⑦私の彼は超新星☆ゴニルひと夏のラブストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

⑥~
次の日
私は東京に帰った。

すぐに忙しい日常に飲み込まれる…

でも思い出すのはゴニルくんのことばかり。



…あの夜
月明かりの下のふたりはあまりに悲しすぎて

でもそんな気分に浸ってるわけでも
冷静さを欠いてるわけでもないことは
私にははっきりわかっていた。


遠距離でもいいから恋人同士でいたいという私。

今は別れようと、それは一歩も譲らないゴニルくん。

旅先の解放的な気分のせいで僕に惹かれてるだけかもしれない…なんて言うから
私たちは違うでしょ…と懇願する。
シャツを掴む。
肩にすがりつく。

抱き寄せられて初めてゴニルくんが震えていることに気づいた。

「ごめん…
本当は怖いんだ。忘れられるのが…」

忘れないよゴニルくん。東京に帰っても
日常の忙しさに埋もれてしまっても


ゴニルくんはただ悲しそうに
でもやさしく一生懸命微笑んで
うんうんって小さく頷いいた。

でも意思は頑として変わらないまま。
嫌がる私にハンカチを握らせて静かに言う。


東京に戻っても僕を好きだと思ったら
絶対に会いに行くから…
そしたら僕たち一緒にいよう。
だから今はさよならしよう。


朝日が登る頃
私たちはひとつの結論を出した。
私は最終的に大好きな人の意見に従った。


……

あれから1カ月
もういいよね。

1日じゃまだまだダメだよって言われそうで
一週間じゃまだダメだよって言われそうで

やっと1カ月…
もう我慢できない。
ゴニルくんに電話しよう。会いたいって言おう。

携帯の呼び出し音でさえ
ワクワクドキドキって聞こえてくる…


ゴニルくんに会いたい
ゴニルくんが大好き
声が聞きたい
会いたいふれあいたい

ちょっと涼しくなってきたよね
東京は金木犀が今朝から香ってるよ

自分の思いに自信がなくてどうしたらいいかわからなかったお祭りの夜
花になりたいって思った。

そんな無責任な受け身でもない
旅の解放的な気分でもない

あなたのおかげで
私はこうして日常も頑張れている。

あなたへの気持ちにも自信が持ててる。
それがすごくうれしい。


ワクワクドキドキ…

出ない。

留守電に気持ちを吹き込む。

気持ちが届きますように…


⑧(終)に続く


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