⑤私の彼は超新星☆ソンジェValentain Kissストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

④~


「君はホントに手のかかる子だね」

ドアを開けた私に息を切らしたソンジェさんはそんなちょっぴりイジワルな言葉を投げかけた。


「ずっと待っててくれたんですか?」

まだ、ドアを開けたまま…


「待ってたよ。あの日からずーっと」


せつなく揺れる瞳が私の胸を高鳴らせる。

部屋の奥へと一瞬視線を送ってソンジェさんは小さな声で続けた。


「入れてくれないの?」


目を伏せて
身体をずらして…

静かにドアをしめて
振りかえって


見上げるとソンジェさんがまっすぐ私を見つめていた。




…もう観念して
想いをぶつけるしかない。





………


それからのやりとりは、
君の「ごめんなさい」から始まった。


俺の誘導尋問であの日やきもちをやいてくれたってことを聞き出した時はとにかくすごくすごくうれしくて…


レッスンとか言いながら俺だって君と一緒にいたかっただけなんだから…
そんなことまでうっかり打ち明けてしまう。
それはもう、俺としては告白以外の何ものでもなかった。




…ちょうどすっぽり収まるくらいの
俺の胸のあたりだな。


さっきから君との距離ばかり測ってる。




ふたりきりのその空間で
体が離れているままでいる方が不自然なくらいの満たされた気持ちで
いろんな想いが止められないまま
君からシャンパンゴールドの細長い包みを受け取った。


「このチョコは埋もれないから…ちゃんと俺に届いたからね」



やっとそう伝えるとガマンできなくて
そっと君の頬に触れた。
唇と頬の接触は温度差が生々しくも愛しい。



もう抑えきれないのはわかってるから
表情管理は潔く放棄して
へなへなと座り込んだ君の視線に合わせて床に胡座をかく。


君からのチョコもらっただけでうれしかったけど、
ここは確認しておかなきゃ…


「これ何チョコ?」

「想いのこもったチョコです」

「それは?…いわゆる?」

「ちょっと気になるチョコです」


はっ?

ふふ…


俺たちはいっしょだね。
もうお互いはっきりそれとわかっているのに決定的なひとことは伝えられずにいるんだよね。


それならそれでいい。
その状況を楽しみたいとも
今は思えるから。




ホントは仕事であと少ししたら帰らなくちゃなんだけど

君の反応が見たくて

「今夜ここに泊まろうかな?」

そう耳元でそっと囁いた。







⑥Happy Endは別枠で…



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