②私の彼は超新星ソンジェTrue Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

①~

だいたい

どうして

こんなに大事な日に

会議なんてするんだろう?

悪いのは君じゃない

君を責めてもしかたない

だから

だからさっきから君の会社のことを悪く思ったりしてる。

うん…これがきっと

「おこ」だな。

怒ったふりして最近仕入れた日本語をおそらく青ざめて飛び込んで来る君に使ってみたらどんな顔するかな?



…携帯が震えた。

「ソンジェ、今上がったよ。葉子さん」

着いたらすぐに知らせてってオーナーに頼んでた。ちょっとドキドキ…
そしてワクワク…


階段をかけあがる靴の音が近づく。

あ~あ

ヒールなんて履いてる♡

いつもよりおしゃれした君が

遠慮がちにノックする…





…謝りすぎて小さくなったみたいに見える君は遠慮がちに「おこ」に反応した。

どこで覚えたんですか?って聞く声は笑を堪えて震えてもいて。
えっ?最新の注目ワードじゃないの?

なんて…ついひるんでしまって
君を笑わせてしまった。
ここで終わり。



もともとけんかにはならない。
君は俺がどんないじわるをしても
ソンジェさんはあたたかいからと…
包まれてるみたいだからと…
結局は許してくれる。


でも実際は逆だった。

何をしても何を言っても君は圧倒的に広くて…そのあたたかすぎる心の中でただ俺はジタバタするだけ。


もう
触れるしかない…


「そろそろ抱きしめてもいい?」


聞いておいて答えを聞く前に君を引き寄せてしまった。

ああこの感じ…

ぴったりと重なるこの感じ…


君の香りと君の温度、君の柔らかさが
体の隅々まで行き渡る。

会いたさが限界を超えて
触れたさが限界を超えて
大切すぎさが限界を超えて

それらは強く強く長く長く次々に
離れられなくなるほどの抱擁に変わって行った。

待ちすぎた俺は全く往生際が悪くて。
会いたくてたまらなかったとかなんで待たせるの?とかごほうびちょうだいとか…

包んだつもりがそんな言葉ばかりが口をついて出てくる。
ごほうびは君からのKissがよかった。



「私からするんですか?」


「するの」



背伸びする君を見下ろして待つ。

唇と唇が重なる瞬間にはこちらからも唇を寄せて…
そしてそれまでよりも強く強く抱きしめた。
深く絡まり合う部分から不足しすぎた君を納得行くまで補充する…


幸せの真ん中にいる…

そう何度も実感しながら…






窓のそばに立って夜景を眺めていたソンジェさんが振りかえって手招きをする。

私はソンジェさんの分のデザートの最後の一口を頬張って隣に並んだ。


「ふっ…くいしんぼ」


「食べていいよって言ったのは誰ですか?」


「お腹すいてたはずなのにね。なんだか胸がいっぱいで…
それにしても葉子はよく食べるね」


パンチする私をサラリとかわして
ソンジェさんは後ろに回ってまたまた私を抱きしめた…食べてる間離れてた分だって言って^^


首元に顔を埋めるソンジェさんが愛しすぎて、私は今日はもう何度も言ってしまう言葉を心を込めて捧げた。



「おかえり…ソンジェ」



「ただいま」



時々呼びすてしたくなるし時々の呼びすてをソンジェさんはすごく喜んだ。



私は幸せの真ん中にいた。





③に続く☆




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