③私の彼は超新星ソンジェTrue Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/


②~


少しホロ酔いのせいか、タクシーを降りてからずっとソンジェさんの腕にしがみ付いてる…


ソンジェさんはポケットに両手を入れたまま。
私がそうしてって頼んだから。
そう、これが大好き。


ポケットに手を突っ込むとソンジェさんの広い肩が猫背気味になるのも好きだし
右斜め下の私へと視線を送る時の長いまつ毛を見上げるのも大好きだし


マンションのエントランスの一枚ガラスにこんなラブラブツーショットな私たちが写り込む。


ソンジェさんがもともとひとりで住んでたマンションはあまり新しくはなかったけど、エントランスが和風な作りで南側の壁一面がこげ茶の木目になっていた。
私はそこが気に入ってる。


「ラブラブなツーショット~♡」

ガラスを指差して言うと
「あ"ー大きな声で…」って言いながら一瞬手のひらで私の口を塞いだ。



「ツーショットって言えば…葉子、アレをちゃんと見たのかな?返信なかったけど」


「えっ?」


エレベーターが到着

乗り込んだ時にふたりきりならKissというきまりを会話の途中で当たり前のように遂行する私たち…
いつもはソンジェさんから。
今日はお酒の勢いで私からも。


「ほら俺のラブコメのミュージカルの…」


「あっ…」


「結婚式のふたりのツーショット」


相手役の女優さんのウェディングドレスは超超きれいでなんだかイヤ~な気持ちになってすぐに削除した…

なんて言えない。


「スンミさん、綺麗でしたね」


「それだけ?」


別に君にスンミのウェディングドレス見てほしくてツーショット写真送ったんじゃない…とか
やっぱり気づいてなかったか…とか
不服そうに小さな声でぶつぶつ…


エレベーターの扉が私たちの8階に着く。


「うーん、そもそも君は平気なの?芝居とは言えKissだってするし結婚だってしちゃうんだよ」


突っ込んだポケットの中から部屋の鍵を出してソンジェさんが、私たちの部屋のドアを開ける。


開けて私を先に入れてガチャリと鍵をかける。それもいつも自然とソンジェさんの役割だった。


玄関でKissの嵐…これもいつも通り…
でもいつもはソンジェさんから。
今日はどちらからともなくくっついて。




唇を離すと満足そうに一瞬微笑んで
靴を脱ぎながらきちんと靴箱にしまいながらソンジェさんは、まだ終わってないんだよこの話…みたいにツーショット写真の話を続けた。


「…そうか。葉子は平気なんだぁ…」


仕事だから仕方がないって思ってるって答えた私の言葉が気に入らなかったらしい。

だんだんと拗ねたような甘えるような表情になってきて…


そのままちょっぴり「おこ」なソンジェさんはリビングのドアを開けた。


「おっ!」


ソンジェさんの長期の留守の時には寂しさを紛らすためにリビングの模様替えをすることは知ってたみたいだけど、ソンジェさんはこうやって毎回必ず大げさに驚いてくれる。


そして…さみしかったんだね^ ^って小さい声で言いながら向きの変わったソンジェさんお気に入りのソファーに大の字になって寝転んだ。


白い革張りのベッドみたいに大きなソファーは裕にふたりは寝転べる広さ…
背もたれ側にスペースを開けて酔っ払った私を手招きしてすっぽりはめ込む。

そしてもう一度、「平気なんだ…」って至近距離から私を責めた。



…思えば、もう、エレベーターの中くらいからソンジェさんのイジワルスイッチが入っていた。

笑ってやり過ごせばいいものを、ひとりの部屋のさみしさとか不安でたまらない気持ちとか…
「ソンジェさんとの結婚」を考える時につきまとう果てしなさとか…

思い出して、考えて、
酔いも手伝って…
至近距離だし…
私のなんとかスイッチも入ってしまう。


「平気なわけなんて…ない…」


「葉子…?」


「つきあってることさえ不安なのに…」


ああ、もう止まらない。

私が負の感情に陥るのは全部ソンジェさんのせい。
だから止められるのもソンジェさんだけだった。


そんな私をソンジェさんはそっと向かい合わせにして、私の頬に唇をそっとあてる…


「ごめん。わかってたけど…やきもち焼いてほしくて」


「やきもちならいつも焼いてます」


「ふっ!うん、それは十分伝わった」


笑わないでってまた私から怒られて
おわびになんでも言うこと聞くからっていたずらを叱られた男の子みたいにシュンとしてるソンジェさんにホントは愛しさばかりが募る。


「本当になんでも?」


「うん‼︎な~んでも」


怒ってるフリの私にソンジェさんはとろけてしまいそうな笑顔を見せた。



「普通のデートがしてみたいです」


なんでもない休日を買い物をして
手をつないで歩いたり…


「やっぱり憧れる?普通の恋人たちが当たり前にしてること、俺とだとできないから」


「ソンジェさんが隣にいてくれれば…
それさえ叶えばホントはなんでもいいんですけどね」


…言い終わらないうちにソンジェさんは
幸せすぎて心臓が止まりそうだと私を胸に埋めてぎゅっとした。

続いて愛情がたくさん詰まったKissが舞い降りる。



心臓が止まってしまうのは

私の方だと思いながら

そのひとつひとつを

必死で受け止めた。





④に続く☆





今日の寝る前の一曲は
♪「Beautiful」


明日は鹿児島に行ってきます‼︎‼︎


明日、会えるんだわって思ったら…
ソンジェとの妄想が炸裂してしまって…


レストランから部屋に帰って来るシーンだけで③が終わってしまってますm(_ _)m




明日は…

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こ~んな吐きそうになるほどかっこいいソンジェさんに「ソンジェ」をたっぷり補充してもらおうっと♡