④私の彼は王子さま | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

ソンモのトゥルリララ…ア♡っのアはソンモの声なのかギターのカッティングかドラムの何かなのか
とか
そもそもトゥルリララじゃなくてトゥリルララだった
とか
そんなことしてて…すっかり間が空いてしまいましたm(_ _)m


次のイベントストーリー・ソンジェバージョンが始まるまでには書き終えたいという気持ちはありつつも、のんびり…できた端からというカンジですm(_ _)m
楽しみにしてくださっている方、ごめんなさいm(_ _)m



さて③の終わりの海辺のふたり…

どっち目線にしようかな?って迷って
どちらも書いて
どっちを載せようかも迷ったので
どちらも載せますね!


私の彼は王子さま




続きです…




③~


太陽の沈む音が聞こえるくらい静かになって…
どうしていいかわからなくなって立ち止まってしまった。

こちらにぐいっと手を引かれる形になってキミも立ち止まる。

目と目が合って
こちらから反らした。

…なんだか調子が狂うんだけど。

こんな時に先に口を開くのが自分だということも完全に調子が狂ってる。

「どうして葉子ちゃんが黙っちゃうかなあ?」

キミは黙ってるんじゃなくて考えてるんだとすぐに答えた。


…ユナク兄さんといると何か様子がヘンだと言ったことは後悔してなかった。

ずっと聞きたかったし、もしも好きなら…
キューピット役だって買って出るくらいの勢いだってあった…
うん…たぶんできるはず。

言い合いになることもどこか予測してた。
キミの「そんなことないです!」っていう答えも…ムキになってた言い方も…
ホントはすごくすごくうれしくかった。

それなのに苦い顔してると言われて
見透かされているようで…

自分でもはっきりさせてない感情が伝わりそうで…

そんなことない‼︎って強く言った。

そしてキミは

黙ってしまった。

黙らせてしまったのは俺のせい…

海からの風にのって甘い香りがして

触れたくてたまらなくなる。

繋いでない方の手を

伸ばす…キミにふれる…

そんなカンタンなことができない。

ふれて…その肩をそっと包んで

そっとそっと引き寄せてしまえばいい…

ギュッと抱き寄せて

腕の中に閉じ込めて

「俺だけを見てて」

そう言えばいい…





「葉子ちゃん、ユナク兄さんみたいな人好きでしょ」

ソンジェさんは下を向いたままつぶやくように言った。

それは私が最初どうしてユナクさんの名前を教えてくれたんですか?って聞いた時の答えと同じ言葉…

どうしてここでまたユナクさんの名前が出て来るんだろう?

砂浜にくっきりと跡を残すソンジェさんの大きな足元を見つめる。

今日もいつもの、黒くて細い皮の鼻緒のサンダル履いてる…


葉子ちゃんは気づいてないかもだけどね~俺には絶対に見せないようなはにかんだ笑顔をユナク兄さんにはするんだよね~ってソンジェさんは目を見ないまま言った。


それから私たちは言い合いになった。

まるで私がユナクさんを好きみたいな言い方が不本意だったし…
違ってるし…
私は…私は…私の好きな人は… …
なのに。

「なんで葉子ちゃんが黙っちゃうかなあ」

立ち止まったソンジェさんに手を引かれたカンジになって私も止まった。

ケンカの間もずっと繋いだままだった手と手…
ぶんぶん振ったり
引っ張ったり押したり
離せなかったし
離さなかった


「……おもしろくない」

「えっ?」

「わかった…じゃあ話す…」

太陽はてっぺんの一点だけを残して今日最後の光を放つ

夕映えを諦める時刻に

手を繋いだままふたり向き合う


「よくわかんないけどすごく不愉快」
「葉子ちゃんは俺のサポート役でしょ?だったら責任取ってよ」
「他の人に愛想振りまく前に、俺に関心持ってもらえるように頑張ってよ」


…ふふ

やきもち?嫉妬してる?

心の奥底から湧き上がるあたたかい感情をそのままにして目の前の愛しい人を目を凝らして見つめ返す。

触れているところから伝わるぬくもりだけが今の私にとって一番大切なもの

この広さと仄暗さがそう感じさせたのかもしれなかった。

「それがソンジェさんの本心ですか?」

「整理できてない気持ちを誰かにぶつけたことなんて、なかったから…」

「本心を聞けてすごくうれしいです」

うれしいの?こんなこと言ったのに?って驚きながらキミは変わってるよねって。
居心地悪そうに自分の髪をくしゃっとしてソンジェさんは笑った。

私も、笑う。

海からの風がソンジェさんの香りを運ぶ

いつもの甘い香り…

静かな波の音…

そんなタイミングでソンジェさんはぐっと繋いだ手をさらに引き寄せた。

ソンジェさんの紺色の麻のシャツがふわりと跳ねて白いタンクトップが目の前に迫る。

唇のあたたかささえ…

もうすでに伝わるくらいの接近は偶然じゃなくて必然で

秘めた気持ちは少しでも触れたらすぐに弾けるくらいに膨らんで

さっきからきゅんきゅん音を立ててる。

暮れかかる海辺は

遠くの景色ごとすっぽり受容を示して

私たちはそこから見れば

ただの小さな小さなひとつの点…

でもソンジェさんと私は一旦離れた。

ソンジェさんの言葉が

触れ合うことをギリギリで留める。



「これ、やっぱり似合うね」


私の胸元のネックレス…

ボランティアで海に行った時に子どもたちがプレゼントしてくれたさくら色の貝殻…

ソンジェさんの繋いでない方の手が

そっと貝殻に触れる。

胸がトクンと音を立てた。




⑤に続く






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↑このストーリーの海辺のソンジェさんは私の設定ではインナー白いタンクトップ…紺の麻のシャツを着てる…
シャツが風に靡いて脱げたっていいくらいな構えでサラリと羽織ってます♡


海辺で遊ぶ気満々なのに日には焼けたくない重装備ではないんです…


そうこんなふうな↓↓


今朝7時半頃のソンジェのインスタです!
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#좋은주말 
#良い週末 


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#앞머리의중요성 
#前髪の重要性


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タイムリーな海辺つながりのソンジェさん(*^^*)

男友だちと一緒に海‼︎っていうのがすごくいい(*^^*)