たまちゃん | 小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

4歳の時突然「特発性拡張型心筋症」になった息子と家族の記録です。

本日、宮城県庁にて
「たまきちゃんを救う会」の
記者会見に同席してきました。

昨年の12月に由宇人の時に
お世話になった
国際移植者支援組織の
トリオジャパンさんからの紹介で
環ちゃんのお父様の青山さんから
メッセージをいただいたことが
今回のご縁となりました。

青山さんから経緯を聞いたとき、
私はスコップ団ハートとして全面的に
協力をさせていただくことを約束しました。

パートナーの了ちゃんに相談をすると
彼はいつものように一つ返事で
「うん。わかった。任せて町内会。」と
だけ言って笑ってくれた。

救う会発足の説明会があった夜に
了ちゃんがたまちゃんを救う会の
皆さんに送ってくれた温かい
体温を感じる言葉が今回、
たまちゃんを救う会のスローガンとなり、
募金活動を開始いたします。

『なんでもない日をプレゼントしよう。』

彼女は、いつか遠くない未来で僕の息子の
奥さんになるかもしれない。
僕にとって、今は特別ではない環ちゃん。
だけど、家族になる可能性だってあるん
です。
僕の妻とケンカをするかもしれないね。
僕の息子と大ゲンカをするかもしれない。
でもそれ以上の幸せを運んでくれるかも
しれない。
どうなるのかなんて、誰にも分からない。
僕にとって、いつか特別な人になる可能性はゼロではないのです。

彼女の可能性は無限です。
なんにでもなれます。
生きていれば、なんにでも。
僕ら宮城の人間は、そのことをよく知ってる。

でも。
ホントのこと言うと、特別になんかならなくていい。
彼女のパパとママにとって、特別な子のままであれば。

僕達は、その手助けが出来る。

なんでもない日が、本当に特別なんだと僕たちは知っています。

なんでもない日を、プレゼントしよう。
「かもしれない」に期待しよう。
僕らの未来は、僕らが変えられる。

彼女がいる未来の方が、僕はいい。

彼女は『たまちゃん』

たまちゃんに、なんでもない日をプレゼントしよう。
サンタみたいに名乗らずにさ。
かっこいいじゃないの。

そしたら、みんなで乾杯しよう。
それぞれ、大切な人と一緒に。
それぞれのお家で。

同じ時間に。


了ちゃんは
ゆうとの募金活動の時にも
心に沁みるあったかくて
縁起のよい言葉をくれた。

そして本当にゆうとは
元気になって
彼の息子たちと
仲良くなった。

だからたまちゃんも
きっと大丈夫だと思うのです。

私もたまちゃんがいる
未来を強く望みます。

皆でたまちゃんを応援して行こう。


たまちゃんを救う会
http://tamakichan.net/