ゆるゆると

 昨日までサイモントン療法6日間プログラムに参加していました。


「死の瞑想」のシェアをしながら、初めての瞑想をした時のことを思い出しました。


「死の瞑想」

誘導に従って、自分の死ぬ1年前から始まって、半年前、1ヶ月前、

1週間前、1日前、当日、死の瞬間を順番に想像していきます。

それから自分の肉体を抜け出して、光に包まれて上昇していき、宇宙へいって、地球全体を見つめながら今生を振り返り、そして再び肉体へ帰っていくという過程を経験して、その時わいてくる感情を見つめてみるという誘導瞑想です。


それは20087月神戸での3日間プログラムでのこと。

宇宙で今生を振り返って、思い切り後悔しました。

それまでも医師としてそれなりにいい仕事をしていたと思いますが、自分らしく創造性を発揮して人生を送って来たかというと、その時点では自分自身が満足するには至っていませんでした。

その体験がきっかけとなって、世間的にニーズはあるはずながら、なかなかお目にかかることがない「がん患者さんのライフサポート」を提供するクリニックを作ろうと決心しました。


そして、このたび、その時の種がJR六甲道駅前にクリニック開業という形できました


今回、サイモントン療法の認定カウンセラーには残念ながらなれませんでした。しかし、この二年間サイモントン療法から学んだことは日々の診療には勿論のこと、自分自身に対するケアにきっと役に立つと思います。開業に伴い出てくるだろうストレスや不健康思考に対応するのにパワフルに機能してくれることでしょう。開業したら6日間プログラムに参加するのは難しくなりそうです。その分、地元で自分自身のワークに取り組みながらさらに研鑽を積んでいきたいと思っています。


今回の6日間プログラムに参加された全ての方々並びに今回は参加されませんでしたがサイモントンつながりでごをいただいた全ての方々にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。


ありがとうございました。


Shige