石巻 大川小学校 「知ること」の向こう側へ Vol1 | 最高の再興へさぁ行こう cocoro通信

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4月12日 僕たちは石巻に再び赴きました。

今回は 大川小学校のご遺族の方に直接

大川小学校でお話を伺いながら 何があり どうなって 今 そしてこの先。。

ご遺族のお気持ちなどをお聞きしよう そして「知ろう」というのが 

第一の目的でした。

報道やネットを含むメディアが伝えてくるものと 本当のところはどうなのか

それを知りたくて企画しました。

様々な意見があります。

応援や中傷のような意見 

対立や軋轢の構図がクローズアップされていたり

僕らのメンバーの中にも

「モンスターペアレンツなんじゃないのか?」的な

見解を持っていた人もいます。


僕は感じていたのは

「共有・共感」を求めているんじゃないか?

説明会というのは いわゆる便宜上の言葉で

彼らは「話し合いたい」んじゃないか?

僕はそういう思いを持ちながら

現地に向かいました。

そのすべては「会う」ことでスッキリすると思います。

では 前置き長くなりましたが・・

で、そう言いながら 変な話から始めて失礼します。

僕は昔から妄想癖があって 

僕に見えているものとほかの人が見えているものが

本当に同じなのか?

そんな疑問を感じていました。

例えば「赤」という色。
僕の赤は たとえば

 

この左側。

でも 
これは果たして本当に同じ赤に 世界中の人は見えているんだろうか?

濃淡や多少の差はあれね。

もしかして皆は右側を赤と言っているんじゃないか?

人の目に映る画像は現象は その人にしか認識できないから。。。。

僕の見ているもの感じているものと ほかの人は

同じものや現象を見ても

認識が違う 感じ方が違う 見えているものが違う・・

そして心はそれを良い方へも悪い方へも

都合よくも 変換できる。。。

そう思うことがありました。

それを思い出した 今回の石巻。。。


そう。。今回の石巻は

「知ることをあきらめないシリーズ」

今までの仮設やかつての避難所での活動とは違い

ただ石巻を楽しも~の 「ゆるゆる石巻」とも違う

震災ツーリズム的な「知るゆる石巻」ツアーでした。



今回は 東日本大震災関連のニュースでは たびたび取り上げられる

「大川小学校の悲劇」
 



その児童74人 教職員10人の命が奪われ 今だ4人の子供たちが還れない

この悲劇の 今までや 今 そしてこの先のことを語り考え 伝える活動をしてらっしゃる

遺族会「小さな命の意味を考える会」の

代表の佐藤敏郎さんと只野英昭さん






とお会いして お話を聞きしました。右が佐藤さん 左が只野さんです。

小さな命の意味を考える会 http://311chiisanainochi.org/wp/

これから その伺ったお話や 感じたことなどを

皆さんに伝えていきたいと思います。

どう書いていこうか 悩むんですが

先ほど書いた

「見えているもの 見ているもの 
 見ようとするもの 見ようとしないもの」

これがテーマな気がしています。

丁寧に伝えていくために 何回かに分けて書いていくので

お付き合いください。