毎週火曜日のセッションほすてすを高円寺「天」と、
毎月一回第一月曜小田急相模原「take5」にて
受け持たせて頂いてますが、
まだ2年前はお客としてポツポツ足を運んで、
リポートを日記に反映してたぐらいです。

毎週というのは未体験で、さらに1人で受け持つってのも、
覚悟してのお引き受けだったのですが、
ライブ活動始めた頃よりは色んなケースを体験して、
それなりのケースサポートが想像できたし、
スタッフが楽器が少し出来るので、何とかこなせてます。

おかげさまで、最近では初心者はもとより、
プロや、セッションホストレベルの方達にも好評で、
難しい曲の注文も出て、出来なくて悔しかったり、
いい感じに仕上がって喜んだり、
新しい上手いプレイヤーと出会えたり、
ベースレス、ドラムレス、フロントレスなどどんなスタイルでも対応し、
楽しんでおります。

毎週担当して分かったのは、
1)やっぱり「気楽に楽しむ」レベルは初心者じゃ無理。
2)常連さんは毎週来るんだ。
3)プロはセッションに通うんだ。
4)上手い連中が集まると、これじゃ~初心者は肩身が狭いよな~。
5)上手い人は他楽器もなんちゃってで出来ちゃうんだ。
6)片手間にジャズをやっている人はどうも曲に打ち解けないのお。
7)メンツによっては下手なライブより熱く上手い時もある。
8)ビルエバンススタイルよりもオスピースタイルの方がウケル。
9)モーダルなのはあまりやらない。
10)聞きにくるだけのお客さんもいる。ウエルカムです。

「初心者セッション」と銘打っておきながら行ってみるとバリバリの人が多く、居場所がなかったという話も聞いたりします。
「初心者なんで」とぼろぼろの黒本を携えて、ガッツリ弾いて行く方もいらっしゃって、
「どこが初心者やんパンチ!」と思う事もあります。
演奏についてあれこれ言う人にもたまに遭遇しますが、アンタに習ってる訳じゃないんだから、放っといてくれメラメラとも思います。

さて。これからセッションに通ってみようと思っている方にアドバイス。

1)あちこち行くより、ホームグラウンドを作るほうがいい。
2)その場合、知り合いがホストであると何かとよい。
3)曲の構成をキチンと把握してから臨むのが前提ということを心スベシ。
4)3が無理なら、「テーマだけ」とか出来る事を事前報告すれば上手くいきます。
5)黒本が今は主流になので、リズム隊は一応全部に耳を通しておく事。
6)リズム隊が揃ってるセッションに最初は行く事。
 (メンバーが揃わないと音楽にならないで、大変な事に・・・)
7)dsはハコの大きさに対応して、音量を変えられる事が必要デス。

私がセッションに出向く時はホストの名前や構成を確認して行きますが、
同じセッションしてる「天」と「take5」では参加者が違うのは・・・
やっぱお店の宣伝力と場所柄なんだろうなあ~

そうそう、「セッションで腕を磨いてからライブに飛び入りします」なんて
お返事頂く事がありますが、
上記理由より、実はハードル結構高いのを知らないんだ~と思います。

私のお勧めは、まずセッション、じゃなく、
ご友人のライブとかに飛び入りして舞台度胸をつけ、
経験値を上げるのが得策だと思います。
バンドは恥じかかないように、うま~くサポートしてくれます合格
あるいは、コミュ等で固定バンドに参加して
ライブに向けてコンスタントに練習して
曲を定着させるのもいい方法だと思います。

ここまできて、20歳の頃、某ドラマーによってついた「セッショントラウマ」が癒されてた、
実は小心者のアタクシであります(汗)

大勢のお客の前で「オマエ、よく聞けよな~」とズレていたのを怒鳴られて、
金だして怒られてイヤな思いするセッションなんか二度と行かくもんか爆弾!と。
言われて出来るぐらいなら、最初からやってますって汗

まあ、このトラウマがあったから「スタンダードジャズ勉強会」を発足するに至ったのですが(汗)