必要に迫られ、今年から家でもジャズピアノを個人レッスンすることになったのですが、

この1月から月2回のレッスンペースのKさんという女性がおります。
今迄ずっとクラシックを習われていたけど、
ジャズピアノを始められ、クラシックとの両輪、
しかもお仕事もお子様の面倒もガッツリ!という、ちょ~お忙しい中、
時間を作って~の、体調管理もされ~の、
実に充実した毎日をすごされております。

クラシックピアノを学ばれた方にとって、
ジャズを始めるという事は、ある面、いちからのスタートに近いものがあります。
つまり、クラシックはすでに曲がすべて本に書いてあるけど、

ジャズは・・・書いてないんですねえ。

ここで、自分の今迄のクラシックで奏でてきたサウンドと
ポツポツ弾いてる自分の音とどうしても比べてしまい、
ガックリくるわけなんです。

ジャズの巨匠の完コピー譜も売ってます。
それ観て弾けば、ある程度のサウンドは手に入ります。
でも・・・
完コピー譜はものすごく難しくて、
譜面を追える様になってもなぜかむなしいんです。
譜面を追うのが目的になってしまい
全然ジャズに聞こえないからじゃないかな・・・。

なので、クラシックを学ばれている方は、その自分の「プア」な
響きをガマンする時期を
どうしても乗り越えなければならないのです。

ここで戻っちゃう人もいます。

Kさんはその時期かなり悩まれました。
しかし、
前回のレッスンではもう、自分からアドリブがほとばしるぐらいに成長しました。

そして、私がストップと言わなければ、多分、ずっとアドリブ続けていられたと思います。

これからKさんは違うタイプの曲をやっていくわけですが、
「よっしーメソッド」で出来た基礎があれば、
怖いもの無しのアドリブが出来ると思ってます!

毎回のレッスン、Kさんの進歩がすごくて!
教えるのも楽しい!

写真はそばの畑・・・のどかな秋じゃあ!