(写真はイメージです)
久々に風邪を引いて病院に行きました。

注射を終えたらしき4歳ぐらいの女の子が
痛いと泣きながら診察室から出てきました。
お母さんは胸元に抱っこ紐で1歳半ぐらいの男の子をだっこしてます。

「もう痛くないでしょ?もう終わったでしょ」といいながら、
立ったまま女の子の頭を指先でぽんぽんしてます。
「イタイ~ああーーん」泣き止みません。

「隣のお薬屋さんでアメ貰えるから行こうね」
「えーん、イタイー」
人差し指先で女の子の腕をさする。
「もう終わったよ、さ、お隣に行くよ」といささか苛立った様子。

この子、ホントはもう痛くないと思う。
でも、注射の恐怖と戦って、
お母さん怖かったよーと言いたいんだと思う。
「もう大丈夫よ、痛かったね、頑張ったね、偉かったよ」って
長男はおいといて、慰めて欲しかったんだと思う。

だけど、お母さんたら
上から目線で、立ったまま、長男をだっこしたままで、
しょうがないなあ~って顔。まわりには苦笑い。

女の子の目線にしゃがんで、
抱っこ紐の男の子を外せないのなら、
そのままでいいから、
一瞬でいいから、ハグしてあげれば、すべておさまるのに・・・。

子供の気持分かってないかも・・・。
アメなんか欲しくない。
お母さんが欲しいんだよ?

この子はいつもお姉さんになったからと、
我慢させられてるんだろうな。
みてて悲しい。

このお母さん、乗ってきた自転車の停車位置も、
歩行の邪魔になる所におきっぱなし。

長男の世話と長女の面倒でパンク寸前、
周りが見えてないのかもしれない。

案の定、お隣の薬局で
女の子が「お水飲みたい」と、売り物のペットボトルを持ってくるも
「この前これかって、まずかったでしょ」
「おもちゃも、元にあった場所に戻してね・・・そこじゃないでしょ」
お母さんを無視して女の子は遊び続ける
「これ(おもちゃ)もって帰る」
「だめ、返しなさい」無理やり手からおもちゃを奪って片付け出る。
「えーーーん」とまた泣いて母を追って出て行った。

長男誕生で、かまってもらえてないのね。
あれこれ母親の気をひこうとしてる女の子が実に不憫でした・・・。