ジャズピアノを始めた20歳の時、自分じゃ手に負えないなと判断して、
習う事に決めたんですが、
その頃はジャズを教えてくれる学校があまりなく、
キーボードマガジンとか、スイングジャーナルに宣伝してる学校から選んでの受講だったので、
今より選択肢ないぶん、内容は濃かったと思います。

本業が別にあって、趣味として習い始めた私にとって、
それはあまりにもハードル高かったですが、
当時の学友は今第一線で活躍してますから、いい内容だったと言えますね。
尋ねて行けるメリットもあります。


今は駅前の楽器屋さんで展開してる
「ジャズ・ポピュラーピアノ科」なんつーのがどこにもあって、
とりあえずで受講しちゃえますよね。

パーでもねー。先生は選んで下さいよ。

師匠となる人の演奏、ライブとかでちゃんと聴いて下さいよ。

それで理想型に近い演奏だったら、習っていいと思いますラブラブ

例えば、セザンヌのような、風景画を描きたい人が、
岡本太郎のような方に弟子入りしたらどうか・・・
画風を変えなきゃだし、爆発しちゃわなきゃみたいな爆弾

それから、肩書きにだまされないでね。
音大とか出ててもジャズは出来ないんですよ。
芸大生のジャズアンサンブル指導してる私が言うんですから。


本当の意味で
ポピュラーピアノやってる人にジャズは教えられないと思います。
同様に
ジャズピアノやってる人にポピュラーは教えられないと思います。
それは、ケーキ屋さんに和菓子作ってって言ってる様な物じゃないかしら。

先日クラシックピアノの発表会のお手伝いとして、ゲスト出演した事がありました。
3つのお教室合同の発表会だったんですが、
なんと!先生の模範演奏がひとつもない!

先生に聞けば「最近あまり練習してないし」

をいをい!
クラシック界ではそんな先生に大枚はたいてる訳っすか???

家のそばだからとか、友達が通ってるからとか、月謝が安いからとか、駐車場があるからとか、
音楽以外のところで判断している親の何とも多い事か!

ジャズの先生は少なくてもみな現役です!
研究に余念がありません。

もしいま習われてる方がいらっしゃったら、先生をチェックしてみて下さい。
先生の言ってる事が分からないのでしたら、
思い切って先生を変えるのもいいと思います!

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