乳腺腫瘍が悪化して自壊、最後の2週間は鎮痛剤と抗生剤を毎日服用していました。
痛いはずやのに、苦しいはずやのにじっと耐えてる姿が目に焼き付いています。
4日前から食欲が落ち始め(この時から息が荒くなっていた)ドライフードをふやかして食べさせて、3日前に動物園病院で美味しい栄養価の高い肉の缶詰めを購入してふかふかのベッドも買って、少しでもメイが快適に過ごせる様にしていました。
3日前の夕方は缶詰めを1/4とドライフードをふやかしたやつをぺろっと食べてくれました。少しホッとしました。
2日前の夕方、同じ様に缶詰めとドライフードを食べさせようとしましたが、最初顔を背けられて少し焦りました。口元に持って行くと少しづつ食べてくれてなんとか食べた状態でした。食事の後、トイレシートでおしっこをしたのですが、歩きながらうんちをポトポト落としていました。肛門の筋肉が緩んで来たのだと思い、メイとの時間が残り少ない事を覚悟しないとと思いました。ベッドで気持ち良さそうに寝てくれていたので、ベッドを買ってよかったと思いました。
亡くなる1日前は朝からとても苦しそうで小刻みな早い息でした。伏せの状態になると苦しいみたいで、後ろ足はぺたんとして前足で上体を支えてる感じでした。睡眠もとれておらず、たまに横になろうとするのですが苦しいのですぐに起き上がっていました。朝ごはんも一口も食べず、いよいよかと思いました。そんな状態が夜まで続き、見てるこちらもとても辛くなっていました。夕ごはんも食べず・・
もう、今晩が山かもしれない。
最後はどんなに苦しんでも最後まで看取ってあげたい。(でも内心メイが苦しむ姿を見るのがとても怖かった)
お風呂から出て、息子の寝かしつけをして、21時過ぎ頃からメイの側に座っていました。息は変わらず苦しそう。あんまり触りすぎてもメイが苦しいかも、と見守りました。『メイちゃん、ありがとう』と顔を近づけると弱々しく鼻と口をぺろっと舐めてくれました。
少し横になろうと寝てしまい、カチャっカチャっとメイが歩く爪の音で目が覚めました。あれ?歩いてる?びっくりして慌ててメイの所に行くと、少し移動していてハァハァと苦しそうな表情。『メイ、大丈夫やで、ありがとう』と声をかけました。心臓はドキドキしていました。
それから何分くらいやろメイが前足をトコトコっと動かして、頭をぐーっと上に仰け反らして暫く固まり、そのままふっと力が抜けて横たわりました。もう息はしていませんでした。
メイが苦しみから解放された。ホッとしました。
とても安らかな表情です。
メイちゃん、13年間ありがとう。
どんな時も側に居てくれて、メイが居たから何回も頑張ろうと思えた。
うちに来てくれてありがとう。
マヨとモズの事をお空から見守ってて下さい。