東日本大震災から14年
2025.3.11毎年この日は目が覚めると、14:46までの何でもないあたりまえだった日常と地元宮城の風景が必ず頭に浮かびます。そして今年もこの日が来たのだなと。あの瞬間の恐怖とその後の想像すらできなかった深い悲しみ苦しみは、今でもそのまま思い出せます。14年前の夜の今頃は何が何だか心が追い付かなくて、いとこが津波から逃げてきていて、私は本当なら翌日に控えていたオーディションがあきらめきれず月明りが1番明るかった台所で振りを確認したりして、(現実から目を背けたい気持ちもあったのかもしれません)布団に入っても眠れず、頻繁に来る余震に何度も飛び起き、おびえながら混乱しながら月明りのさす窓の方を見つめていました。あれから14年。昨年は能登半島にボランティアで2回行かせていただきましたが東北にも行ったよという方がたくさんいらして。あらためて本当に全国から様々な形で助けに来てくださっていたのだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。当時、大学の同級生が救援物資と一緒に送ってくれた寄せ書きは今も大事に持っています。何度力をもらったことか。私も微力ながら、恩をまわしていくように出来ることをこれからもやり続けていこうと思います。今年は東京から東北を想い、手を合わせて黙とうをしました。ずっと心は東北とともに。
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