ブログの検索ワードに
「アクアビクス ネタ」というのをチラホラ見ることがあります。


アクアビクスの指導はハッキリ言って難しいと思います。

なんで難しいかというと、スタジオレッスンの場合、自分も同じように運動してるから自分もしんどかったらお客さんもしんどいだろうと思うことができる。
ネタも家で考えられる。

スイミングレッスンの場合もお客さんと一緒にプールに入っているから相手の気持ちを感じられやすい。


ところがアクアビクスの場合、
お客さんは約30~31.5度の水中にいるけど、リードするインストラクターは室温約33度、湿度約70%のプールサイドと全然違う環境の場所で踊るわけですからお客さんの気持ちにもなりにくい。

おまけにジャンプしまくって声出してると酸欠状態になり思考回路も働かなくなってくる。
30分くらいならいいけど45分は本当に体がきつい。
たまに立ちくらみしながら指示出したりしてることもあります。


そんな過酷な状態で、どのくらい同じ動作をすればお客さんが気持ち良いのか?
もう飽きてないか?
そもそも人の事なんて考えられる余裕もないほど暑い!!


どうすればいいのか!?
やはり一番良いのは慣れるまでは何時間でもプールに入って実際にプールの感覚を感じたり、どのくらいやったら気持ち良いのかとか、死ぬほどプールで1人アクアビクスをすることが良い方法ではないかなと思います。
しばらくすればまたプールの感覚を忘れてしまうので定期的に入らなければいけないと思います。

1人アクアビクスをしているとばちゃばちゃして困るなど、お客さんからクレームが来ますが、ネタをいくら家で考えてもネット検索しても良いネタは出てきません。


アクアビクスのネタが無いなら、
「実際にプールに入ること」だと思います。

私も以前、教えてくれた先生にネタが見つからないと相談し、教えてもらった答えがこれでした。


プールに入れば良いネタがどんどん出てきます。
定期的にしっかりプールに入っていればプールサイドにいてもお客さんの感覚に近づくことができるようになるし、自信にも繋がってお客さんからももっと喜んでもらえるようになるかと思います。