今回初めてドーピング検査選手に選ばれました。



普段からドーピングには注意して過ごしていましたので、禁止薬物が検出されることは、先ず無いとは思いますが、結果が出るまでは気が抜けません。


ドーピング検査は、優勝が決まると直ぐにJADAの方が来られ、用意された控室へ呼ばれました。
大会へ出場した以上、ドーピング検査を拒否する事はできません。

ドーピング検査は、説明の前後、検査の前後、終了時など、何度もその時間の記録とサインを繰り返し、確認しながら行われました。

そして、採尿の際は多目的トイレに同性の役員と入ると、石鹸を使わずに手を洗い、上半身は胸まで服をたくし上げ、下半身は膝下まで下着を下ろし、全ての行程を役員さんが目を離す事なく行われました。

そして、控室へ戻ると数名の役員の方が待っていて、私は役員の方の指示に従い、消毒をした手に手袋と眼鏡を装着し、自分自身が選んだケースに自分自身の手で瓶、袋、箱へと納めていきました。
その後も使用していたサプリメントを報告
するなど、多くの書類にサインし終了しました。



帰ってからも、ここ数週間程、余計な物を飲んでいないかと記憶を辿ってみましたが、恐らくどなたにも迷惑をかける事はないであろうと思い過ごしています。