紛らわしいタイトルですが、先日の試合でFW9番のヌンという選手が相手と接触して後半途中に交代しました。
接触から交代までのあいだは足を引きずりながらも、普通に走って、プレーし続け、
オフ明けに松葉杖で練習にきたものの、本人含め、腫れているくらいで気にしている様子はありませんでした。
しかし、翌日。
チームドクターと病院に行った結果は前十字靭帯断裂とのこと。
ドクターと自分は常に一番最初にグランドにいるので、誰よりも早く知らされました。
ヨシ君の怪我のときに続いて、鳥肌...
試合中は大した怪我の様子ではありませんでした。そんなにも簡単に切れるものなの?
でも、激しいスポーツをやるかぎりいつ起きてもおかしくないものだと改めて感じます。
潜在意識の話で聞いたことありますが、いままで気にしていなかったことなども、自分がそれを経験したりすると、意識がそこにフォーカスされ、より情報がはいってくるようです。
たしかにそうかなと。
チームメートのヌンもしかり
柏DF増嶋落胆...全治7ヶ月の・・・
じん帯断裂の遠藤 幕下陥落も
このふたつのニュースも昨日、同日です。
チームメートにも去年断裂した選手が2人
昔、断裂した人も2人
これ以上、探すのはやめよう。
でも、情報は無意識にはいってくるけど。笑
200キロ以上の負荷がかかることで、靭帯が切れてしまうそうです。
特に真横から重さがかかり、膝が内側に「くの字に」曲がると切れます。
このように...
膝周りの筋肉の大きさがだいぶ戻ってきて、自分でもわかるくらい筋肉に力を伝わるようになってきます。
リハビリをすれば筋肉の大きさは戻るものだと、身を持ってわかりました。
けれど。
特に神経質になってるわけじゃなけど、今の正直な不安は膝の感覚のこと。
術後から9ヶ月半。
しっかりしたリハビリ・トレーニングを毎日できてたかというと、働いてた時期なんかを含め、決してそうではないけど。
いちスポーツ選手として、復帰にむけてやるべきことを積み重ねてきたつもりです。
経験者や専門家に言わせれば、まだ9ヶ月半というかもしれません。
復帰できる状態になるのも、選手それぞれであることも理解できます。
でも、あとどれだけリハビリ、トレーニング、治療をやり続けないといけないの?
膝の感覚的な部分でやっぱり思い通りの動きができない、痛みがでる、その中でゴールが見えないことの繰り返しは、正直、気持ちが折れそうになることもあります。
そして、結局、選手復帰は良くも悪くも、新しい自分のスタートなんだと気づきました。
つまり、選手であるかぎり、怪我完治のゴールというものは無く、文字通り膝と共に歩んでいくものだと。
復帰するために、毎日治療に通い、誰よりもはやく練習に足を運び、膝と肉離れのためのトーレニングをやり、練習が始まる時間にはすでに2時間を軽くこえ。
それでも、先日から部分的に練習合流すると、膝の感覚はよくないし、まだ肉離れのふくらはぎは違和感残る。
タイに来て、全然良くならない2ヶ月半。
このまま、練習を続けたらすぐに痛みが増すでしょう。
・メンタルの状態が悪い
→ 怪我の回復具合が良くならない
・怪我の回復具合が良くない
→ メンタルの状態が落ち込む
これってどっちなんだろ?
自分がまだ怖がってるだけかな?
でも、こんなにも治りって遅いもの?
どうすればいい?
最近、心の中で嘆いてます。笑
なぜ、こんなブログなのかというと。
そろそろ試合に出て結果残さないと
「 契約解除する 」
と、宣告をされました。
ついに言われたか...笑
どんなに強がっても
やはり、少し心に余裕がなくなったことで
考えすぎてしまってる自分がいます。
それでも、一昨日は肉離れと膝が調子悪くて気分は良くなったけれど。昨日は、逆に気にならずにフィジカルメニューをこなせて、気分がとても充実してました。
単純です。
与えられた環境でやるべきことを続ける。
自分でそれを辞めたら、そこでお終い。
もう何回も自分に言い聞かせてます。
これからも言い聞かせます。
とりあえず、まずは今日も治療院へ。
Yu Kuboki