昇格をかけたDivision2のプレーオフ。
ここまで半分を終え、それぞれのグループの勝点もバラつき始めています。
タイの中で、本当に熱く盛り上がると言われ、昇格候補筆頭のチームがスタートに失敗するなど、どの試合も楽な戦いは一つもないんだと感じています。
1年前はまだサッカーもできずにリハビリとバイトの日々で、ただサッカーボールにふれて、数十回リフティングをできた事に喜んでいた時期です。
復帰を目指しながらも、翌年にこのピッチでプレーしている姿は全く想像できませんでした。
ここは、あの不当解雇もデング熱も前十字靭帯断裂も手術もリハビリもバイトも多くの事を4年の歳月を経て立った舞台。
自分が『プロサッカー選手』としてプレーしていることを感じさせてくれる舞台。
ここはずっと立ちたかった舞台です。
どれくらいのレベルで、どこまで自分のプレーが通用して、何が通用しないのか。
実際にプレーするまで、それはただ想像することしかできませんでした。
そして、半分を終えた今、現状チームは勝てていませんが、個人的な手ごたえはとても感じています。
「全然、やれる!」
これは、こういった雰囲気のピッチでプレーすることで、初めて気づけた新しい発見です。
多くのサポーターがいて、それが例えアウエイだろうと、ピッチの中は同じサッカー、同じ人数、同じ大きさ、ルールもなにも変わりません。
今まで経験したことなかった、このようなピッチで普通にプレーできると気づけたことは、小さな自信になります。
そんなことを言っておきながら、前節の試合は今シーズンで1番ひどいパフォーマンスでした。
これもまたサッカー。
良いときも悪いときも必ずある。
何ができて何ができなかったか。
良かったこと、悪かったこと。
これを整理して改善する。
サッカーはひたすらその繰り返し。
このままでは全てが物足りません。
貪欲に。
貪欲に。
貪欲に。
今のサッカーできる環境に感謝して
後悔ないようプレーしていきます!
Yu Kuboki
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