早いです。
いろいろ気づきが多かった1月からの日々。
弟のこと以外にも、私の人生で一番、ココロが、深く傷つき、苦しかった日々。
立ち直るとは待つことだと気づかされた日々。
原因不明で亡くなった弟の死には、警察が介入し、事情聴取、行政解剖、家宅捜査も入った。
事情聴取で既に事件性を感じていなかったからか、家宅捜査は穏やかで。
そのときの刑事さんが。。
「若いのに、原因がわからなくて突然亡くなる人って、精神が弱い人が多い気がする。
これは僕がただ単にそう思っているんだけど、多分、そういう子は生まれてくるときに、何か普通の人と違って、ひとつ少なく生まれてくるんじゃないかなって。
神様が、いつでも戻っておいで、と、そうやって送り出して、生まれてきているように思うんだよ。」
命を終えるスイッチを持ってきてたのかな。
そんな気がした。
まさか警察の人とそんなファンタジーな話ができるとは思わなかったから。
もしかしたら、この刑事さんの話が一番、私たち遺族の心を救ってくれたかも知れない。
雨上がりに大きな虹が出て。
弟が作り出したと思った。
そうしたら、先日、教えてもらったこと。
「生きるのが大変で、でも頑張って生きてきた子は、空に虹を出して、今も頑張ってるよって教えてくれてるんだよ」
涙が止まらなかった。
これから、虹が出るたびに思い出すんだと思う。
弟は、今、頑張ってるんだな、って。
そしてわたしは、その度に。
「ちゃんと、見てるよ。
あんたが頑張ってるところ。わかってるよ。」
って。
その都度、心で語りかけるんだと思う。
私が、弟のところに行くまでは。
そして、弟に再会したら、私も聞くんだ。
「お姉も、頑張ってたでしょ?偉いでしょ?」
って。(笑)
見ててね。
ちゃんと、立ち直るから。
泣いて、泣いて、泣いて、少しづつ癒されて。
お姉は、そんな子だから。
周りにね、たくさん、愛してくれる人がいるの。
大事な家族も、いてくれるの。
守ってくれてる人がいる。
だから、大丈夫。
お姉は、大丈夫。