実は1作目の記憶がほとんどない。
あれだけ話題になったし、X-MENシリーズならデップーが一番好きというファンも多いのに。何故かハマらなかった。
インスタでインドのアカウントを幾つかフォローしてるんだけど、デリーにデップーがいる。
台湾のアカウントもタイのアカウントもフォローしてるけど、出現しているのはデリーだけである。
それでつい見に行った。
前作では一人ぼっちで孤独に戦っていたデップーに仲間ができるまで話。
続編作る気満々である。
敵から味方になるケーブル役は、「サノス」と呼ばれていた通り、アベンジャーズのサノス役、ジョッシュ・ブローリン。
アベンジャーズでもめっちゃ多忙だと思うんですが、この人のスケジュール大丈夫なんでろうか。
主役は今回もライアン・レイノルズ。
この人の動きも喋り方もほんと可愛いのに、どうしてはまらないんだろう。
脚本もプロデュースもライアン・レイノルズ本人がやっているので、
自分のヒットしなかった過去作グリーン・ランタンのネタを引っ張り過ぎ。
知らねえよ。グリーン・ランタンって。検索しちゃったけど(笑)。
「笑うところ」の8割ぐらいの元ネタが分からないので、笑いようがないのでした。
これがデップー消化不良の一番の原因だと思う。
フラッシュダンスや氷の微笑はさすがに笑ったけどね。
この間見たレディプレイヤーでも、1980年代ポップス全盛でしたが、
デップーでも大事な場面で延々a-haのテイクオンミー流れます。この間レディプレイヤーでa-haの話したところやん。
もういいよ。
クロップスを呼び出すところでかかったのはなんだっけ。フィル・コリンズだっけ。
多分、デップーなので、1980年代ポップス使われすぎ問題を弄る意味もあるんだろ。
これまでのヒーローものをいじる、というのがこの映画の面白さでもあるので、
冒頭の煙草吸うシーンも、映画での喫煙シーン規制議論へのアンチテーゼだと思うし、ウルヴァリンさえ煙草辞めちゃったことへのアンチなのかもしれないし。
人種差別ネタをくどくど出すのも、最近の「配慮されすぎた」ハリウッド映画へのアンチテーゼなんだろう。
めっけものはあれですね。
姿を消す能力ミュータント、バニッシャーが、死ぬ直前に姿を見せるんだけど、
なんと、ブラッド・ピット!
マット・デイモンもカメオ出演してるらしいんですが、気づきませんでした。
あと、ヘリコプターからスカイダイビングするシーンがめっちゃ爽快感がありました。
あそこだけもう一度見たい。その後みんな死んじゃうんだけど。