続きです。しかも長文😅
MRI検査が終わったと電話があり、院長から説明があるとの事で急いで院内へ。
そこには検査を終え、沢山のモニターにつながれ、麻酔で寝ているテンの姿がありました。
私も、もちろん主人も麻酔で寝ている犬を見るのは初めてで、ドキッとしました。両目をしっかり閉じ うつ伏せで、あっかんべーをしてました。
その横で院長先生から所見報告。
以下先生の話を要約しました。
↓↓↓
●MRI検査時、造影剤を投与したところ、アレルギー反応・ムーンフェイス症状が出てしまった。
症状としては目が真っ赤に腫れ上がってしまった。対応として抗アレルギー剤を投与した。
今後、ワクチン接種や抗生剤には要注意が必要とのこと。
さすが、アレルギー体質なテン房です。
記録用で先生が写真を撮っていてくれました。
●MRI所見。
・画像に関しては数カ所 脳に小病変が見つかった。
・脳の前の方に普通は無いはずの病変が見つかった。
・もっと詳しく調べるため、脳髄液を病理検査に出す。
MRI(一部)の画像です。
●現時点での診断名
「一過性脳虚血発作」
・興奮時に心臓の第2度房室ブロックが脳の血流障害を一過性に起こし、数秒間 「失神」や「眼振」を起こしている。
その後すぐに回復してケロッとしている。
・これからどんな大きな発作が起きるか分からない。
心臓の病気と関係しているわけだから、大興奮の時に大発作が起きたら命を落とす危険性はとても高い。
「興奮させないこと!」
「ブンブン遊び絶対禁止!」
「ボール遊び禁止!」
↑↑↑以上が院長からの初見要約です。
テンは興奮しやすい性格なため、ブンブン遊びでフィーバーしちゃった結果、失神を起こしていたわけだったのです。
それだけじゃなく、大きく体をブルブルさせたり、リードにじゃれついたりしても失神してたわけです。
犬にも失神とかあるんですね。
眼振にしても脳の興奮状態で起こっていることが分かってきました。
●今後の話として。
先生のお話では、『興奮負荷時のホルダー心電図検査』を4日間通しで行いたいとの事です。
その回答にあたっては家族会議中です。
●投薬(現段階)
今服用中のお薬
・イソバイドシロップ(脳圧降下剤)
・フェノバール(抗てんかん薬)
それに加え、
・ステロイド剤の服用を開始します。
そして、2週間後に再MRI検査と言われました。
「えっ!?またMRIするの?」が本音。
家族で事前に全身麻酔かける検査は今回で最後って決めてたので、MRIを受けない方向です。
脳髄液の結果は数日後になります。
総合的な結果はまた改めてブログ等で報告させてください。
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先生からの説明後、1時間後ぐらいに麻酔から覚めて抜管したとの連絡ありました。
十分に回復してから退院できるとの事で、お迎えは3時間後。
飼い主達、待ち続けたわけです。
お迎えの連絡があり、少し静かなテンと再開。
そして、今まで支払ったことのないような金額をお支払いし、無事にお家に帰ってきました。
脳髄液 採取の為 可愛い 丸ができました。
頑張ったね。テン❗️
事前の検査終了後に、心臓等に異常があったとのことで、先生から急遽呼び出しがありました。
▪️心臓エコー検査で診断されたこと
・僧帽弁閉鎖不全症(左右)
▪️心電図検査での初見
・「第2度房室ブロック」があることが確認されました。
※要経過観察で「第3度ブロック」に移行した場合はペースメーカーの埋込みの重要性を説明されました。
▪️内臓エコーでの初見
・胆嚢内に胆泥症が確認される。
「ウルソ」というサプリメントが効果あるらしいとの事。
・脾臓に4mm程の腫瘍(現時点で良悪の判断はできない)が確認される。腫瘍が大きくなってしまった場合の最悪の事態も説明されました。
▪️幸いにも血液検査はオールクリア!
今回の事前検査結果で、全身麻酔のリスクが大変多いこと、最悪の場合の医師の対処法に再同意し、MRI検査をしてもらうことにしました。
※元々 窓越しでの検査見学を予定していましたが飼い主がテンパリ気味だったので、断りました。
本検査も終わってないのに、想定外のことが多かったです。
すごく心配なんですけどぉぉ、、、🥺
《MRI本検査へ 》 続く