82歳の父が心臓手術を終え退院して2週間。
思ったより早かったし、大変でもありました。



本来は私が渡米する頃に退院できていたらラッキーだという状況だったので、こんなに早く術後2週間で退院できたのは素晴らしいことです。

しかし家庭で高齢の夫婦が術後を過ごすことの大変さも感じました。


特に我が家は山の上なので。

退院後しばらく東京に戻ったらいいという姉達の意見よりも結局ここでの暮らしを望んだのは父と母なので仕方ないのだけど。




大好きな自然の中での暮らしは、全てがリハビリにもなるし、精神的にも絶対にいいと私も思います。


でも車の運転や買い物、病院までの道のりなど不便なことも沢山あります。



冬はスキーの先生、夏はガイドを続ける80代のアクティブシニアな父は、ここにいたらまたすぐ感覚を取り戻すだろうと思いました。


だけど、回復しているものの、そんなにすぐに元のように動けるわけではなく。

もどかしさと不安と苛立ちを感じる日々。


そりゃそうだよ、開胸手術で胸を20センチも切って、胸骨を縦に切って、胸を開いて、一度心臓も止めて。


中も表も傷が治るまで時間も必要だし、80代だよ!?



すぐに復帰してガイドもやろうと思ってた父の楽観的な前向きさは凄いけど。

だからこそ思うように動けないことへのもどかしさも大きかったのかな。


この2週間は、今まで感じたことのない時間でした。

自分たちを育ててくれた親の今と向き合う時間でした。




後半はバトルもしたけど (苦笑)

久しぶりに娘に戻り、

年老いても強い父と

思っていたより強い母の姿を見て



羨ましくもありました。



少しでも長く一緒に

こうしている時間が過ごせますように。




父は強い人だから。絶対復活する。