キスから始まる浮気しやがれ 8-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。





Side O





わざと、胸 の 先 に 触れずにその  周 り  の  肌  に  だ  け キ  ス を続けると、ニノが  堪  え  き れ  な さ  そ うに吐息を漏らした。じれったそうに  身  を  よじる。

呼吸を  乱  し  始め てるかすかに 開い た 唇 か  ら は 紅 い 舌 がちらちら見え隠れして、彼の瞳が隠れてる分くっきりと俺の目に飛び込んでくる。


「サトシ…」


ニノが何か言いたそうに俺の名前を呼ぶけど、答えずに、首 筋 に 指  を  這  わ せる。


「んん…サトシ…」


ニノが身  を  よ  じ  っ てかすかな声を  あげる。

俺はさっきから、自分の作戦にひとつ誤算があったことに気づいていた。

ニノのいろんなとこが見たいと思って目隠ししたら、肝心の顔が見えないっていう…(笑)


うーん、大誤算…



顔も見たいしそろそろとってあげようと思ってニノの顔を見たちょうどそのとき、彼は小さな声で呟いた。


「目の…とってよ…」


「ニノ…」


「サトシが…見えないもん…」


甘えたような口調で言われるから、どきりとした。目元  を覆  っ  て  るネクタイ  を  取り去ると、ニノは閉じていた目を開けてじっと俺を見つめる。

喋ったら、うしろ手で彼の  動き を  封じてる  ネクタイも取らなきゃいけない気持ちになるように思えて、俺は無言でまた彼 の 胸 に 口 づ け た。胸 の 飾 り に近づくけどギリギリでふいっと横へ逸れる。

ニノの吐  息 が一段と 艶  っ ぽく なってきた。