クライマックスに間に合えば 5-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。







Side O







ニノは両手でベランダの手すりを握って、荒く息をしていた。上下する小さな肩をまた、抱きしめる。


「大野さん…もう、どうしてくれんの…こんな…なって」


ニノは汚れた甚平に目を落とした。


(んふふ…汚れたから、脱  ごうね)


「は?」


ニノの驚く声に構わず、短パンを少し下げる。ニノの  熱  をたっぷりと指にまとわりつかせて、甚平の長い裾に隠れたそこに触  れる。途端にニノが、小さいけれど、めちゃくちゃ焦った声を上げた。


(ちょ、待ってっ、ウソでしょ?…何すんの)


(何って…ナニ?)


「ばっ、か、こんなとこで…ダメだってば…」


(ここ、お前ん家じゃん、大丈夫)


(だから、ダメなんでしょうが…それに…花火終わっちゃうじゃん…クライマックス見たいよ)


(大丈夫、クライマックスには間に合うから)


俺の時間感覚的には、クライマックスが始まるまでまだ余裕がある。

指を何回か抜き差しして、慣らすと、熱くなったオ レを押し付けた。