Mステで大宮♡な妄想 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


こんばんは、雪乃です。


怒濤の嵐さんゴトに目が回ります。


Mステ、ほんとによかったですね。


私、平素ニノちゃんを見て抱く感想って、


「かわいー♡」
「カワユス♡」
「あーかわいー♡」


のどれかなんですが(どれも一緒(^_^;))


Mステのニノちゃんはかっこよくてかっこよくて…


倒れそうになりました。


バク転するって、知らなかったから心臓止まりそうになって、初見で相方くんと見てる時、そこだけ5回くらいリピ(^_^;)

リピするたび「え((((;゚Д゚)))))))」って言われる(笑)

ほっといてー(^◇^;)


智くんも、ダンスの身のこなしの軽さに心が落ち着かなくなります。そんで、合間に見せる笑顔が激カワ♡シリアスな顔のおっとこまえな智くんより、笑顔の智くんにキュン…ってなっちゃいます。





で、耐えきれず妄想しました…



いろいろ盛り込みすぎた感がありますが…
冒頭だけ、真面目です。最後の方、いろいろ怒らないでください…



よろしければ、どぞ♪( ´▽`)















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Side N






「お疲れ様でした~」


口々に言い合いながら、裏へはける。


心地よい疲れが身を包んでいて、体は辛いけどなんだか清々しかった。


大野さんが近づいてきた、と思った瞬間、その手が俺の腰に回ってぐいっと引き寄せられた。


「リーダー」


「腰、つらくない?」


生放送中とはうって変わった心配そうな顔と、腰に回された腕の力強さに思わずどきりとする。


「平気…久々で疲れたけど」


安心させるようににこっと笑うと、リーダーはほっと息をはいた。


「お前、何もなくてほんとよかった」


「大野さんも」


ふふっと笑って、彼の背中にも腕を回す。


あー、もう…ふたりっきりになりたい…


ってここでは…局では、無理だけどさ。


後で、今日、来れるか聞いてみよ…








楽屋に戻ると、先に帰っていた3人が何やら衝立を動かしているところだった。


「何してんの…?」


「あっ、お疲れ~」


相葉さんがにこっと笑う。


「お二人さん、今日はよく頑張ったから、ただちに褒美をとらせよ、とのMJのお達しです」


翔さんが、部屋の隅っこに作られた衝立に囲われたスペースを手で指し示した。そこには二人がけのソファが置いてある。



な…



まさか…



「俺らからの、ご褒美な。バク転、すげーかっこよかった」


潤くんはニヤッと笑って、立てた親指でそのスペースを指す。


「ご褒美の小部屋だってさ」


「少年誌レベルまでね」


翔さんと相葉さんが口々に言って、俺は大野さんと顔を見合わせた。


「ヤダよ…みんないるんでしょ?それにみんなだって頑張ったじゃん」


俺がみんなの顔を見回しながら言うと翔さんがニヤッと笑った。


「え、じゃあ混ざっていいんですか?」


「ダメ、楽しみにしてたんだから」


今まで黙っていた大野さんが翔さんに向かって手を左右に振る。俺は思わずその横顔を見た。


「は?」


「今日は終わったらニノとふたりでゆっくりしたかったんだもん」


口を尖らせた大野さんが俺の手をぎゅっと握った。


「な…何、みんなの前で…」


「いや、ニノ、もう俺らわかってっから、さっさと入って」


「ありがと、みんな」


「ちょ、ちょっと…」


大野さんにぐいっと手を強く引かれて、そのスペースに足を踏み入れる。彼はすぐにソファに腰掛けて、つないだままの手で俺を引き寄せて隣に座らせた。そのまますぐに、顔が近づいてきた。


「ちょっと、閉めるまで待ってよ!」


衝立を閉めてくれようとした相葉さんの、笑いを含んだ焦った声が後ろから降ってきたけれど、俺たちの唇はもう重なっていて…

すぐに大野さんの熱い  舌が  唇の隙間からさ  しこまれてくる。


「ニノ…」


俺の後頭部を引き寄せる大野さんの細いけれど力強い腕と手が、すぐに俺の頰まで移動してきた。


熱い大野さんの唇は角度を変えて何度も俺の唇をついばんで、味わうようにそこに留まる。


ちゅっ…ちゅっ…って音を立てるから、みんなに聞こえやしないか不安だったけど、みんなオトナなのか適度に話を続けてくれていて、その音はうまくかき消えた…と思う。


これが16年の絆ってヤツ…なの、か…って、んなわけないか…



「な…ニノ…」


「な…あに…?」


キスを続けながら切れ切れに応えると、大野さんは唇を少し離して俺に尋ねた。


「今日、家行って、腰…マッサージしてやろうか?」


俺は思わずぷはっと吹き出した。


「それ…誘ってんの?ヘッタクソだな…」


俺が笑ったまま言うと、大野さんは口を尖らせた。


「だって、お前…いつも動いた後つらそうだもん」


「工口いマッサージだったりして」


「バッカ…ちゃんとしたやつだよ」


また唇を軽く触れあわせながら、俺の腰に手を伸ばしてそこを軽く撫でる。


「工口いのがいい?」


「ふふ…どっちでもいいや…じゃ、うち、来る?」


「うん」


「ふふ…じゃ、帰ろ?着替えなきゃ」


大野さんを促し、みんなが作ってくれた衝立スペースを出ようとして、自分の体を見てはたと気づく。



うお、俺、テント張っちゃってる…



「相葉さん…ゴメン」


俺は衝立から顔だけ出して、着替え中の相葉さんに小声で呼びかけた。


「俺のカバンと服とって」


「は?そこで着替えんの?」


「えっと…おいらのも」


大野さんが、俺に体を密着させて俺の後ろから相葉さんに呼びかけた。



あ…大野さんも…テント…

 

「さては…出られなくなったんでしょ?」


笑みを浮かべた相葉さんが俺の荷物を渡そうとしてくれたとき、彼はよろけて、あ、と思った瞬間、衝立を巻き込んで派手に転げた。ドタンって大きな音がして、衝立が倒れる。


「わ、ゴメン!ニノ大丈夫?」


「大丈夫大丈夫…って…大野さん、どこに手あててんのよ!」


大野さんの手は床に座り込んだ俺の大事なとこに吸い付くように添えられていた。


「んふふ…お前のちっこい手だと隠しきれねぇだろ?」


「お…まえ…もっかいバク転してこい‼︎」


「わ、すげ…ってか、かわいい顔してコレなんだよな…」


「ふふっ…翔ちゃんの夜会の時ね、ちょっと気になったよね、ね、翔ちゃん」


「ま、まあ…チラチラ見ちゃうよね…」


「みんな…ひどい…っあ、大野さん、手離して…あ、ダメ、離してよぉ…っや」


「んふふ…まだおっきくなる…サイズはかわいくねぇけど、お前めっちゃ可愛い…」


「やっ…だ…大野さんの…手、ダメ…んんっ」


「オラオラお前ら何してんだー‼︎ 少年誌レベルまでだっつっただろ⁉︎お仕置き部屋に叩っこむぞ‼︎」


「…松潤…お仕置き部屋って…その方が…余計、エロくない?」


「…そだね…」


翔さんがニヤッとして呟いたのを受けて、潤くんは納得したようにうんうん頷いた。








「って、納得して終わりなわけねーだろ⁉︎ お前ら、早く帰れ!」


「は…はいっ」


俺も大野さんも潤くんの剣幕に押されて、マッハで着替えると、二人して手をつないで送迎車へ乗り込んだ。



…今日はホンット…疲れたなー…



Jってば…ご褒美の小部屋とか言ってくれたのに結局怒るんだから…



でも…



一緒に帰れてる…



俺はご機嫌で隣の大野さんをチラリと盗み見た。


そんな俺に気づいて、ニコッと笑いかけてくる大野さんを見たら、ますます上機嫌になって、俺は送迎車の中だというのに彼の二の腕にこてっと頭を寄せた。



たまにはバク転してみるのも…悪くないね。



ふふって声に出して笑ったら、大野さんの温かい手が、俺の頭を、ねぎらうみたいにゆっくりと撫でてくれた。