君のウィンクは星の味 1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


こんばんは、雪乃です。


またこっぱずかしいタイトルにしてしまった(^▽^;)


マッチさんが出たしやがれの後の話って設定で書きました。



コレのときですね( ´艸`)
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にのあいあとがきで次の大宮の話が「今年最後」って書きましたが、「来年最初」もコレになりそうです…つまり越年しそう…


越年予定の割にはストーリーはあるようでありません(・∀・)
アホな話になる予定です(^▽^;)








お話のき・ほ・んの設定♡
・大宮、デキてます
・嵐さんはそのことを知ってます
・嵐さん以外は知りません




ではでは、どぞですー♪( ´▽`)
















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Side O







収録後、マッチさんの「じゃ、行くか」って言葉で飲みに行くことになった。


松潤が手配してくれた店になだれ込む。5人の他に、後輩も呼ぼうかということで、二部屋続きの掘りごたつ式個室をとった。


マッチさんの2つ隣にニノが座って俺を手招きした。


「大野さん、ここ来て…ホラ、盾になってもらわなきゃいけないから」


ニノはいたずらっぽい笑顔を見せて、俺に手を伸ばす。


その手を一瞬軽く握ってマッチさんの隣に腰を下ろした。



今日は、収録で



ニノに体を触られたり、


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ニノの体を触ったりしたから…


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正直、帰って、早くちゃんと抱きしめたくてしょうがねぇんだけど…



宴は最初5人とマッチさんで始まったけれど、すぐに松潤が侑李と山田くん、中島くん、岡本くん、有岡くんを呼んでまあまあの大所帯になった。


今夜のニノの私服は、黒いロンT。


実は、おいらので…。


以前、ニノん家に行ったときに置いてきてしまったTシャツを今日着てきたらしい。


でも、ちょっと、失敗したな…と俺はビールを飲みながら後輩と話すニノを見て思う。


そのロンTは、ニノの鎖骨が覗くくらいに襟が開いていて、おまけに袖が長めで…



開いてる襟から色気だだ漏れじゃん…



袖…ただ可愛くなっちゃってるだけだし…



後輩達の目が、たまにニノの鎖骨あたりにいってるような気がしてハラハラする。



そんなの、おいらの思い込みなんだろうけどさ…



俺がため息をついてビールを口に流し込んだら、ニノは呆れたようにこっちを見た。


「さっきから、なんでそんな浮かない顔してんの?」


ニノはすでにその白い肌を耳の先までピンクに染めていた。目尻だってほんのり赤く染まっていて、潤んだ瞳を際立たせている。


お前のせいなんだけど…とは言えずに曖昧に「ん…」って答える。


そのとき、俺の背中の方で松潤や翔くんと盛り上がっていたマッチさんが、ニノに声をかけた。


「二宮さあ、あれやってよ、ウィンク」


「ふふっ…マッチさん、振りが雑」


ニノが笑いながら言うと、マッチさんも面白そうに声をあげて笑う。


「ああいうのは、音と合わせないとできないんすよ」


「いや、ちょっとやってみせてよ」


マッチさんは俺を間に挟んでニノに話しかける。


「じゃあしょうがないなあ…行きますよ」


ニノはいたずらっぽい笑顔で俺を飛び越えてマッチさんに笑いかけた。



いつも一緒に踊ってっから…



おいらだって、ニノのウィンク、ちゃんと正面から見たことないのに…



思わず、ニノが片目をマッチさんに向けてパチリと閉じるのに合わせて、ニノの体の正面に自分の体を動かした。


「ぶははっ…リーダー、何すんのっ」


「大野っ…お前、なに邪魔してんだよっ…見えねぇだろ、二宮のウィンクが」


ニノとマッチさんが笑いながら同時に声を上げる。


「じゃあもう一回…」


ニノが再びウィンクしようとするのに合わせて、パッとマッチさんとの空間を遮るように体を動かした。

ニノが吹き出しながら、反対側に体を寄せて、ウィンクしようとするから、さらに食らいつく。


「ちょっ…リーダー、無駄にすごい反射神経出さないで」


ニノは苦笑いしながら、突然俺にぎゅっと抱きついてきた。



え…



一瞬、ドキッとしてぼんやりした隙をついてニノが顔を俺の肩にのせた。しまった、と思う間もなく、マッチさんの「わあっ」って声が聞こえた。翔くんと松潤の笑う声も聞こえる。



やられた…



「すっげー、二宮の生ウィンク…」


「ふふっ」


「…ニノ、智さんなんか落ち込んでるよ?」


俺ががくっと顔を落としているのを、松潤が目ざとく見つけてニノに声をかける。

ニノは俺の顔の前に顔を近づけて、「ホラ、見てよ、リーダー」って囁くと、パチッと一瞬、星が飛び出しそうな魅惑的なウィンクを投げて寄越した。


「ふふっ…見た?」


「…ニノ、もっかい」


「ふふっ、そんな安売りできませんから」


コロコロと笑いながら、揺れるニノの首筋の白さに目が奪われる。


「え、じゃあ、二宮、俺にもっかいして?」


マッチさんが俺の背中からニノに呼びかけると、ニノはまた俺にぎゅっと抱きついて肩に顔を乗っけた。



あーまたやられた…



「ははっ、お前のウィンク、すげーな、なんか持ってる感があるわ」


俺がニノの腰に思わず回した腕を力なく床にごとっと落としたら、ニノはクスクス笑いながら、俺をぎゅっと抱きしめた。



あーニノ、酔ってんなあ…



帰りたいけど、こんなニノ、絶対置いてけねぇなあ…



俺はニノを抱きしめ返しながらマッチさんに気づかれぬよう、そっと、ため息をついた。