君のウィンクは星の味 12-3 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。








Side O







「あの…キ  ス…して欲しい…の…」


言い淀むニノの唇に、ちゅっと音を立ててキ  スをする。


「えと…その…そこも…いいんだけど…」


「んふふ、じゃあここ?」


身を少しかがめて胸の  先にもちゅっとキ  スをする。


「そこ…にされると…その…キ…スしてほしくなるとこが…あって…」


ニノは真っ赤になって、目を伏せてつぶやいた。



ふふ…



かわいい…



もうとっくにわかってるけど、もう少しいじ  めたくてわざとわからないフリを続ける。


「どこ?手でさわ  ってみて」


「え…」


「ニノがキ  スしてほしいのはどこ?」


俺が聞くと、ニノは眉をぎゅっと寄せて、口を尖らせた。

少しのためらいの後、ニノは自分の手をそっとカ  レにふ  れさせる。


「ここ…」


ニノは真っ赤になって、小さな声で呟いた。


「ふふ…じゃあ、キ  スすっから、しやすいように脚  開  いて?」


「なっ…ヤダ」


ニノは俺の言葉を聞くと弾かれたように首を振った。俺は見せつけるように舌でゆっくりと自分の下唇をなぞって、口を開いた。


「王様は、キ  スしてほしいんだよね?」


「…ん」


ニノは眉を寄せたまま、俺の唇に視線を止めて、素早く頷いた。


「じゃあ、ちゃんと自分で…おいらがキ  スしやすいようにして?」


ニノと目を合わせてから、促すようにカ  レをちらっと見る。ニノは真っ赤な顔のまま、唇を尖らせて、膝を立てた。そのままその膝をゆっくり開いていく。頭をもたげた中  心がゆらりと揺れて、俺を誘うようにあやしく雫をこぼしている。


「…もういい?」


60度くらい脚をひら  いて、ニノは困った顔のまま首を傾げて、許しを請うみたいに口を開いた。


「ダメ。もっと」


「ヤダ…これ以上無理だって」


「できんでしょ?ほら、膝も自分で持って?」


ニノの手を掴んで膝に誘導する。


「っは…やぁ…」


恥ずかしいのか、首をかすかに振りながら、ニノは両の膝裏に手を入れた。そのまま左右に開いていくと、ニノの脚がキレイな『M』の字になった。


ニノは自分の姿を見たくないのか、恥ずかしそうに顔をそむけながらも、膝裏をしっかり掴んで中  心をさらけ出している。

そんな恥ずかしいのに、おいらに…そこにキ  スして欲しいんだ、と思うとかわいくてたまらない。


「おおのさぁん…シ…て?」


耳まで赤く染めて、ぎゅっと眉を寄せたまま、ニノがねだるように甘い声をあげた。