君の瞳でつかまえて 26-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ





















-----







Side O







身を起こすと、ニノは顔を両手で覆ったまま荒く息を吐いていた。その手をどかせて顔を覗き込む。真っ赤に染まった頰や耳が、白いシー  ツと可愛いコントラストを作っていた。


「ニノ…」


俺はニノを抱き起こして寝台の上で座ると、腕の中に閉じ込めるように抱きしめた。


「大野さん…」


ニノはぐったりと力なく俺に体重を預けた。触れ合う肌は少し汗ばんでいて、吸い付くみたいに俺になじむ。


「イ  けたね」


俺の首筋に顔をうずめたニノの髪を撫でながら、真っ赤な耳元で囁くと、ニノはこくんと頷いた。


可愛くて、抱きしめる腕に力を込める。


「あの…」


ニノは顔をあげた。俺を見つめる瞳が、霞みがかったように潤んでいるのが色っぽい。


「大野さん…も…」


おずおずと俺のに手を伸ばす。


「あっ…こら」


ニノの姿  態に高  ぶりきっていたオ  レはニノの手の中でどくんと小さく震えた。


「俺は…いいの」


ニノの手を引っ剥がすと、ニノは「なんで?」と言いたげな訝しげな顔つきで俺を見た。


「その…ほら…歯止めがかかんなくなるってか…」


「歯止め、かけてたんだ」


ニノはいたずらっぽく笑うと、また俺の  に触れた。


「…当たり前じゃん…あ、こら」


ニノは両の手の平でオレを包み込んだ。


「だめだって、ニノ…」


快  感をとらえ始めた体を思いっきり押さえ込んで、ついでにニノをぎゅっと抱きしめて、自由を奪う。


「離してっ…俺にもやらせて…」


「ダメだって、そんなしたら…」





もう、





止まんなくなる。







今だって、お前のこと、







欲しくて欲しくて、たまんねぇんだから…







俺の  を触ろうとジタバタするニノは、俺が抱きしめると大人しくなった。と思うと、口を開く。


「…やらせてくんないなら…」


ニノは言葉を切って、俺の顔をじっと見た。


「シて?」