君を瞳にとじこめて 4-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ



タイトル変えました(・∀・)






























Side N






昼食後、部屋に戻ってユカタに着替えた。寝室の大きな窓を開け放して風を通す。

寝台に座ってしばらく外を眺めていたら、大野さんが部屋を訪ねてきた。


「はあ…ユカタかわい…会いたかった…」


扉を開けるなり、一目散に俺に近づいてきた大野さんは俺をぎゅっと抱きしめた。



大野さんの香り…



よかった…怒ってない…



久しぶりの力強い温かい腕に抱かれて、大野さんの香りを吸い込むと胸が高鳴った。


「野外調査…どうだっ…んんっ…」


肩から顔をあげた瞬間、目を伏せた大野さんに頰をなぞられ、唇を捕らえられる。すぐに濡  れた感  触がふれ  あって、その瞬間から熱が加速する。


「んっ…ふ…ぅむ…ん…」


背中に回った大野さんの力強い腕が、俺をそのまま寝台に沈めていく。


「だめ…まだ…昼…」


決まった公務はもうなかったけれど、開け放たれた窓から差し込む光はまだ力強くて、そのまま寝台に倒れこんでゆくことはためらわれた。


「っはぁ…ゃ…」


俺を組み敷いた大野さんは首筋にキ  スを落としながら、器用に俺のユカタの帯を解いていく。


「だめ…着たのに…」


言いかけた唇をまた塞がれて、片腕を取られて寝台に縫いとめられる。大野さんは、唇を首筋からさらに下へ落としてゆきながら、俺のユカタの下の下  着に手を伸ばした。


「あ…ねぇ…だめ…もうスんの?」


「ふふ…シねぇよ」


大野さんは起き上がると、笑って俺の下  着を一気に取り去った。


「ひゃん!…っや」


昼の光にさらされた体が恥ずかしくて、起き上がってユカタの裾で押さえようとしたとき、大野さんは後ろのポケットから何か出した。


「やっ…なに、あ」


手錠だ、と思ったときには、俺の左手は、俺の左足首につながれていた。


「何すんだよ!あ…だめだって…」


寝台に寝かされた体勢から必死で逃げようとしたけれど、バランスがとれず、俺はあっけなく大野さんに捕まった。右手首と右足首が二つ目の手  錠でつながれる。


「ああ…もう…何すんだよ…」


「んふふ…いいカッコ」


大野さんは寝台から降りて俺を見下ろした。


「なんでこんな…外してっ…」



ぜ、全部…



丸見えじゃんっ…



自分の体を見ると、顔がかあっと熱くなる。手首とつながれているせいで、立てた膝がどうしても閉じられない。

無駄だとわかってはいたけれど、つながれた右足右手首と左足左手首を揺する。手錠がガチャガチャと音を立てただけで、拘束は外れなかった。

かろうじて、ユカタの裾が隠したいところを隠していたけれど、ゆるくなった帯はもうすぐに外れそうだ。


大野さんは寝台に腰掛けて、体をひねって身をかがめ、俺に顔を近づけた。