Be My Baby 7 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ
 


◯このお話について
今回からこちらのお話の更新に戻ります。
忘れたわ〜って方はこちら↓から☆


★前回の話(アメ限)



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◯コメント・メッセージ
前記事にコメント・メッセージありがとうございました(*´ω`*)

お返事中ですので、
もう少しお時間くださいませm(_ _ )m






では、「Be My Baby」続きですー☆

























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Side O







その日はニノとひとつになれなかったけど、俺は満足だった。こんな長く一緒にいて、やっと気持ちが通じあったんだから、ゆっくり進んでいけばいいや、と思った。


それに、ニノも俺も仕事は忙しかった。


ゆっくり会うことはできなかったけれど、仕事で会うことはできた。ニノはこのところゲーム熱がすごくて、控室でもずっとゲームに熱中していた。


それでも、俺に気づくと皆に気づかれないよう、はにかんだようにかすかに笑う。


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それが可愛くて、できるなら、やっぱりニノのことを抱きたいと思った。



でも…



ニノを抱くんなら、



ニノにちゃんと納得してもらって、安心してもらいたい。



何かできることあんのかな…




ニノは笑みを見せた後は、すぐにゲームに戻っていく。丸まった背中を見ると、本当に熱中しているようだ。



こいつもおいらとおんなじだもんな…



好きなタイプは、放っておいてくれる人。



おいら明後日休みなんだけど…



今の状態で、誘ってもいいのかな…

















Side N







大野さんはすごく忙しくなって、仕事以外ではなかなか会えなくなった。


あの夜以来、仕事をしていても、大野さんの熱い瞳とか手とか、押し殺したような荒い息遣いをふとした瞬間に思い出してしまう。



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そのたびに、どきりとする自分がいることに、俺は戸惑った。



これは、ダメなやつだ…



大野さんの好きなタイプは、放っておいてくれる人なのに…



こんなにも、大野さんのことばかり考えている自分のことを、知られたくはなかった。


大野さんは忙しいのに、一度甘えると、俺の歯止めがきかなくなりそうで怖い。だから俺はますますゲームに没頭した。


相手が忙しいってわかっているのに、「会いたい」って駄々こねて、相手を困らせるほど俺は子供じゃない。無理して会っても、ダメになっちゃう。


せっかく気持ちが通じあったんだから、そんなのは絶対にごめんだ。




「リーダー、明後日休みなんだって?」


控室のソファでくつろいだ相葉さんが、釣り雑誌を眺めていた大野さんに聞いた。



そっか、大野さん明後日休みなんだ…



会いたいな…



会いたい…けど…



「釣りとか行くの?なんかこの前知念と行くって言ってたじゃん」


「ああ…そうだな…悪いことしちゃったよな…誘ってみっかな」


大野さんはちらちらとこちらを見ながらポツリポツリ答えた。



そっか…俺が小畑さんとふたりで飲むことになったから…



この前、キャンセルしてくれたんだもんね…



相葉さんが控室を出て行くと、大野さんとふたりきりになった。


「ニノ…明後日って…」


大野さんは窺うようにこっちを見ていた。



ホントは早めに終わる予定だけど…



「あ、結構夜まで詰まってる」


「そっか」


心なしか、ホッとしたように見える大野さんに俺はニコッと笑った。


「釣り、楽しんできてよ」