BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ
Side N
仕事は予定通り、夕方に終わった。
どうしようかな…
普段なら、帰ってゲーム、なんだけど…
ぼんやりと考えながら送迎車の後部座席に乗り込む。
少しだけでも、大野さんに会いたかった。
でも…
今日はきっと今頃、釣りに出かけているんだろう。仕事が終わってスマホをチェックして見たけれど、何の連絡も来ていない。
久々の趣味に没頭してるときに、恋人…から「少しだけでも会いたい」なんて言われたら…
きっと、うっとおしいよね?
今まで、俺だって、
そう思ったことがないとは言えない。
スマホをいじったままだと、連絡してしまいそうで、俺はそれをカバンにしまった。
帰ったらやるゲームのこと、考えよ…
無理やり頭を切り替えようと、俺は後部座席に深く体を預けて目を閉じた。
残念ながら、家についても頭は切り替わっていなかった。
「会いたい」とか言わずに、声を聞くくらいなら、いいのかな…
「何か用事?」とか、言われたら切ないな…
俺は目を開けて、再びスマホを取り出した。電話番号をしばし眺めた後タップする。急に緊張して来て胸が早鐘みたいにドキドキ打った。
「もしもし、ニノ?」
「あ…大野さん…」
電話口からは騒がしい声が聞こえてくる。数人の男が騒ぐ声。いや、女もいるか。
どこにいるんだよ…
釣りに行ってたわけじゃ…ないのかな…
「どした?」
「あの…そこ…何?」
「ああ…ちょっとな」
大野さんは歯切れ悪かった。
これは…邪魔されたくなかった感じかな…
「仕事…思ったより早く終わったから…」
そこまで言ったとき、電話口から、キレイな女の声で『サトシ、久々だしもう一杯飲む?』と聞こえてきた。
「あ、ちょっと待って」
焦った大野さんの声…
俺に、聞かれたくないってこと?
「えっと…ごめん、何だっけ」
大野さんが慌てたように俺に聞き返した。
「ね…その女の人、誰?」
ああ…
こんなこと聞きたいわけじゃないのに、止まらない。
「や、女ってか…なんだろ。後で話すよ」
なんだか焦った大野さんの声を聞くと、暗い気持ちが広がって行く。
「久々だし」って…
そりゃ俺なんか週に何回か会うし、
おとといも会ったけど…
俺だって、会いたい…
「…俺が、簡単にヤらせてくんないから、簡単な女の方に行ったってこと⁉︎ 」
「ニノ?」
自分の口から出た冷たい言葉に、自分が驚いた。だけど、止まらない。
「人が、釣りに行ってんのかな、って気を遣ってたら、魚以外のものを釣りに行ってたとはね」
電話口からは、騒がしい声がずっと聞こえてくる。大野さんが押し黙ったのが気配で分かった。
「…ちげぇよ。釣り行くなんて一言も言ってねぇし」
怒らせた、と思ったけれど、もう遅かった。
「だいたい俺の休みどうすっかなんて、お前に関係ねぇだろ?」
「お前に関係ない」という言葉に、ガン、と頭を殴られたみたいに、自分の言葉が出てこない。
「じゃあな」
電話は突然切れて、俺は大野さんと切り離された。
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相葉ちゃん、お誕生日おめでとう
相葉ちゃんがどんなときも明るく笑ってるのを見ると、嵐さんってほんといいなあって思います(*´ω`*)
紅白の司会、来週に迫って来ましたね。
年々、会議とか人前で話すのが苦になって来た私からすると、想像を絶する緊張なんだろうな(>_<)
一晩悩んだという相葉ちゃん。
そんな相葉ちゃんがやる!と決めたんだから、きっと大丈夫ですよね(^-^)/
キリッと真面目なところとか、いじられてわちゃっとなったりとか、たくさんの魅力的な相葉ちゃんを楽しみにしてます(*´ー`*)