Be My Baby 15-2 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ





























Side O







廊下へ出た翔くんは、周囲を見回して人気のないことを確認すると、おもむろに切り出した。


「智くん…ニノとデキてる…でしょ」


「ふえっ⁈ 」


いきなりすごいことを聞かれて変な声が出た。


「なっ…なんで…」


「いや、ちょっと前から…なんか違うなって」


「マジで…」


翔くんがニヤリと笑って目を細めた。


「兄さんのニノを見る視線、甘いもん。ニノもゲームしながらいっつも、ちらちらいちゃいちゃ見てたし」


「ちらちらいちゃいちゃ…」


俺が翔くんの言葉を力なく繰り返すと翔くんはくくっと笑った。


「さっきだって、マネージャーに渡したくなかったんでしょ。あなた明日早いんじゃなかったっけ」



む…



バレてる…



「仕事は…ニノに合わせられるか後で頼んでみるから」


俺が絞り出すように言うと、翔くんは真面目な顔になった。


「そんで、今夜のことだけどさ…今のニノに手出したりしたらダメだよ」


「えっ⁈ 」


そんなことに言及されると思っていなかった俺は、驚いて翔くんの顔を見た。


「今のニノは見た目は大人だけど、子供の記憶、子供の感情しかないんだよ?性  的なことは、心が受け止められないよ」



せ…性  的なこと…



ぽかんと言葉を失う俺に翔くんは畳み掛ける。


「可愛いからって手出したりしたら、幼  児  虐  待  みたいになっちゃうからね?」


「よっ…えぇ⁈ 」


言葉が頭に入ってこなくて一瞬フリーズする。でもすぐに、意味がわかった。


「…まあ、そうだよね…」



パンチのある言葉だな…



俺とニノの間にそんなハードルが立ちはだかるなんて、思ってもみなかった。


「わかってると思うけど、風呂とか着替えとか、頑張ってね。忍耐ですぞ、兄さん」


翔くんが、またニヤリと笑った。



風呂とか着替え…



…そ、そういうことかぁ…



おいら、修行だな…