Be My Baby 18-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ


























Side O







俺の新たな修行が始まったのは、風呂を出てふたりで髪を乾かして、俺は寝室の床にひいた布団で、ニノは俺のベッドで、それぞれくつろいでいるときだった。

ニノはテレビドラマを見ていた。ホームドラマのようで、優しい母親と小さな息子が出てくる。母親が息子を寝かしつけているシーンでニノはベッドから、布団に降りてきた。


「あの…おーのさん…」


ぺたん、と正座を崩したように座ってもじもじしながら俺を見つめる。スマホをいじっていた俺は起き上がった。


「どした?」


「あの…一緒に寝たい…」


「えっ」



一緒に…寝る…だとー‼︎



ニノははにかんだように笑った。


「あの…ひとりで寝なきゃいけないってわかってんだけど…寂しいから…」


ニノは眉を寄せながら、手を口元に持っていった。こちらを見つめる瞳は無意識なんだろうけど、やっぱりウルウルしていて…


「や、えっと…」


ニノの手が遠慮がちに俺の寝間着の袖に触れた。その手がぎゅっと握られる。


「おーのさん、ダメ?もう大人だから、ダメかな…」



大人だから、ダメだっつーの‼︎



…とは言えず、俺は困惑しながら、伏し目になったニノの瞳を縁どるまつげを見つめていた。


しぱしぱとたまに瞬くニノの瞳は心細そうな色を宿している。


「いいよ、一緒に寝よ。じゃあ、ベッド行こ」



ああ、あの夜も、



「ベッド行く?」って



誘ったのは俺だったな…



「やったぁ、おーのさん、大好き」


「わっ…こらっ…」


ベッドに上りかけた俺にニノが抱きついてきて、もつれたままベッドに倒れこんだ。



あー、やべ…



あったかい小さなカタマリが…



俺の体に乗ってる…



「ふふっ…」


ニノは俺の背中に乗ったまま、ぎゅっと俺の背中にしがみついた。


「おーのさん、いい匂いする…何の匂い?」


くんくん、と鼻先を首筋に近づけてくるから、息がかかってくすぐったい。


「ちょ、待っ…くすぐったいって」


「ふふっ」


ニノは、俺がくすぐったがってるのが面白いのか、身をよじる俺を見て、ますます笑って首筋に顔を埋めた。温かなニノの唇が、首筋にあたる。



マズイ…