Be My Baby 18-2 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です 
苦手な方はご注意くださいませ





























Side O






「こぉら!」


「ひゃっ」


俺はがばっと起き上がると、ニノをころんとベッドに転がしてその上に覆いかぶさると、わざと怖い顔を作った。


「くすぐったいだろ」


「ふふっ…だって…おーのさんいい匂いだもん」


俺が本気で怒っていないことなんかお見通しなのか、ニノは面白そうに笑って、両手を広げて俺に伸ばした。


「ね、おーのさん、抱っこして?」


「え…」



抱っこって…



ベッドで抱っこなんかしたら…



腹の奥に熱が集まるような感覚を覚えて思わず首をぶんぶん振る。


「ね、抱っこ…」


「ちょ…」


甘えてくるニノは潤んだ瞳をとろんと鈍く光らせて、俺を見上げている。



ちょ…ちょっとだけなら、



我慢できっかな…



「ちょっとだけな」


「ふふ、やったぁ」


覆いかぶさったまま、ニノの首の後ろに腕を入れて、体重をかけた。


「おーのさんっ…ふふっ…重ーいっ」


「ニノが抱っこって言ったんだろ」


俺の体の下で柔らかくて温かいニノの体がジタバタ暴れた。


「んっ…やっ…」


体をよじるニノが、ポロリと漏らした声に、どきりとした。



この姿勢は…やっぱマズイ…



事故が起こりそうだ…



俺はベッドに身を投げ出すと、ニノを抱き寄せた。


「おいで」


「わーい、抱っこ」


ニノは嬉しそうに声をあげて、満面の笑みで抱きついてくる。胸に顔を埋めるニノの背中を俺はぽんぽんと撫でてやった。そのまま、ゆっくりと髪を撫でてやる。


「おーのさん…」


髪を撫でる手が気持ちいいのか、俺の名前を呼ぶニノの声はとろんと甘い。目を瞑って気持ちよさそうにしているのを見ると、だんだんドキドキが治まってきた。



よかった…



襲っちまうかと思った…



ほっと安心した時、ニノは身じろぎして小さな声をあげた。


「ね、おーのさん、おやすみのチュウして?」