こっそり?
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この体を昨日…
思い出すと、また体が熱くなってくる。そのとき、ニノがぱち、と目を開けた。
「ふふ、はよ…」
声をかけて、ベッドの上で起こしていた身をもう一度ニノの横に横たえる。
「お…はよう…ございます…」
事態を理解したのか、ニノの耳がたちまち真っ赤に染まっていく。掛け布から出していた腕を、もそもそと中へしまおうとするから、そこを追いかけて腕の中にぎゅっと抱きしめる。
「起きてたの…」
「うん…ニノ見てた」
照れるだろうな、と思いながら、ニノが照れそうなセリフを言うと、案の定ニノは顔を赤くした。
「…バカ」
「かわいい」
額にちゅ、とキスをするとニノは呆れたような目で見上げてくる。
「聞いてます?私の話」
「うん…」
額に落としたキスをまぶたや頰にも落としていく。ニノが小さく「大野さん…」と呟いて、自分から唇を寄せてきて、俺は嬉しくなった。
「ん…」
みずみずしいニノの唇を吸い上げてから、唇を離す。一瞬で潤みを帯びたニノの瞳に、昨夜の温度が蘇ってきた。
「体…大丈夫?」
腰を抱き寄せながら聞くと、恥ずかしそうに肩をすくめながらニノはこくりと頷いた。
「メシ…ルームサービスにすっか」
「え…できんの?」
「できるよ」
朝食に行くのはいろんな意味でためらいがあり、俺はのそりと起き上がった。ヴィラから出たくなかったし、今のニノを他の奴に見せたくなかった。すげぇ…色っぽいんだもん…
「何食う?」
ルームサービスのメニューをニノに見せると、ニノは起き上がってそれを開いた。
「英語わかんないな…あ、大野さんnoodleありますよ。noodle 食べたい」
いたずらっぽいニノの笑みに、昔2人でnoodle を頼もうとしたときのことを思い出した。
「また皿だけ一枚来たりして」
俺が言うとニノはぶはっと噴き出した。