キッチン、大きな買い物。 | おうちのぶろぐ

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「片づけで人生は変わる」を実践中。

1人も好き。お友達といるのも好き。

1人でおうちの空間を快適にするのを考えるのはもっと好き。

36歳にして汚部屋脱出。そこから目覚めた新たな人生。

日々、よりよい快適自分空間をめざして綴ってます。

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やーやーやー。
先日、鉄人(我が母)から電話があった時の話。



鉄人(我が母)は、めーーーーったに電話をかけてこない。



が、かけてきたので、

絶対、私のワークスペースの話だなと思っていた。


案の定、ワークスペースの話も出てきたのだが、どうやら今回はそれだけではないらしい。


「私、キッチン買っちゃったんだけど、どう思う??」(鉄人)



…………


どーーー思う????


どうって?買っちゃってるんだよね?

でも、なんだか、まだ頼んだばかりだから、

「今なら引き返せる」みたいな喋り方。


私は言った。

「いーじゃんいーじゃん!!!やっと踏み切ったんだね!!」

鉄人は、何年も前からキッチンを入れ替えたいと言っていた。

だけど、業者や友人にどう思う?と聞くたびに、

「まだ全然綺麗だから、入れ替えるなんてもったいないよ!」

と言われ、また磨いて使う…を繰り返した。

鉄人は30年使ってたキッチンをずっと替えたかったのだ。

皆が言うように、壊れているわけでもないし、私から見ても30年使ったキッチンのように見えない。

手入れはされていたようだし、

初めて見る人からしたら、

「なんで替えるの?」だろう。

でも、鉄人は「替えたい」と思いながら、もう何年もそのキッチンに立っているのだ。


ホームセンターや、ショールーム、行くたびに、新しいの欲しいなーと目を輝かせ、

その後、人に相談して買わない方向に引き戻される。

もちろん父も、

「替えなくてもいいじゃん……」と。


それをずっと繰り返した。


70に近い鉄人。

今更変えても、もうキッチンに立って今までほど沢山料理をするわけでもなく、

ほんとにそんなに使うことはないかもしれない。

でも、鉄人は「欲しい」のだ。

だったら私は買うべきだと思った。


残り少ないかもしれない。

でも、その少ない何年かを今後もずっと買い換えたいと思い、ホームセンターに行くたびに後ろ髪を引かれ、

またキッチンに立って、あー、欲しいと思う。

そんなのもったいなさすぎる!!

どーせそんなに立たないキッチン。

けど、私は彼女の性格を知っているので、

彼女にとっては、キッチンももうインテリアなのだ。

そんなに使わなくても、毎日穴が開くほど見るだろう。


余生を、キッチン買い替えて、目の保養をしてもいいじゃないか!!!

嫌な思いを乗せて過ごすのではなく、

楽しんで過ごしていいじゃないか!!

誰に買ってくれと言ってるわけでもなく、

お金も自分で出すのだ!!(私はそれにさらにたかっているが!!!!)

自分の思うようにお金を使えばいい。

自分の好きな部屋にすればいい。

それが彼女の人生を楽しくするなら、

彼女の今まで何年も悩んできたことを晴らしてくれるなら、やったほうがいい!!


死ぬ前に、

「キッチン替えたかったなー」

と言っても、楽しめないのだ。

今ならまだ何年も楽しめる!!

私は、もう、押しに押した!!!

そして、「買ってもいいけどワークスペースのお金はちゃんと残しといてよ」という事もちゃんと押しに押しといた。


大きな買い物をするのは勇気がいること。



自分の気持ちを素直に聞いて、

不安を溜め込まず、

楽しい事を想像する。

不安に押しつぶされない。

目の前の自分に耳を傾けてあげるのも素敵じゃないかと思った。



以上、

「やっと思い切った鉄人」のお話でした。





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