台風16号なんとか被害を残さず走り去ってくれました。
果物の収穫と稲の実る前、もう冷や冷やもんですよねえ。
午前中、日奈久の街中の国道3号線を車で通過中、ちょうど大潮と重なったのか
国道に海水が溢れてきてました。 汗
じゃぶ、じゃぶ、じゃぶ、じゃぶ~。
わ~こんな体験初めてだわ。
なんて言ったら怒られますよね。
家の中から海水を掻き出す人々も見かけました。
海が近いって山間部とはまた違う恐怖や被害があるんですね。
あの後、大事にならなかったのならいいけど。
さて前回の続き。
秋といえば何故か焙じ茶、和菓子に合います。
香典返しにいただくちょっと下級の煎茶、どうやって美味しく飲む?
てことで焙じ茶に挑戦。
まずは中華鍋にクッキングペーパーを敷いて
じわじわじわ~と焙じていきます。
3分経過、5分経過、10分経過、15分経過……
い、色が変わってこない!!
Yさんと私
「煙が上がるまで強火でぐわ~と焙じちゃえばいいいんでねえの」
あ~いけない、性格がでてしまう、焙じ茶作り。
(あたしが家で作っていたフライパンで短時間に茶色く焙じちゃうあれって
もしかして邪道だったのだろうか…。
あれはもしかして飲みものではなく脱臭剤作りだったとか…)
近所でお茶屋さんを営むUさんがついに
「やっぱりあれあれ、あれよ~」
と持っていらしたのが「焙烙」(ほうろく)
中華鍋であんなに苦労したのが嘘みたい。
あれよあれよというまに焙じ茶らしいものに仕上がっていく。
火から離したり、近づけたり、それを数回繰り返す。
ここがポイントだわよ。
しかも中に穴が空いていて持ち手に繫がっているから
筒状のところからすとんとお茶が出てくる仕組み。
ほらっ出来た。
これだったら一回分づつ作ることができていつでも出来たての焙じ茶が飲める!!
しかも浅煎り、深煎り、お好み次第。
ちなみにお茶だけでなく、胡麻を煎るのに最適なんですって。
わざわざ買いにこられるお客さんの殆どは
「胡麻を煎るのにちょうどいいのよ~」
と仰るらしい。
日本茶の普及はまだまだだわね。
さて次回は焙じ茶のアレンジティを作ります。