「支援クラス=頭悪いん?」 | 体育会系一家流、自閉症スペクトラムの子育て。ヨガと運動。

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高機能自閉症の長男を育て、もう10年!
保育士、体育指導、ヨガインストラクターの経験を活かして育ててきた事を整理しながらつづっていきます。
コトモットを立ち上げてからは、更新が遅れています。よければこっちも→http://s.ameblo.jp/cotomottoo/

先ほどのブログで、
本題から離れてしまったので、
改めて。

学校からのいじめに関するアンケートでは、
書けなかったけれど、

気になっていたことがあったので、
支援クラスの連絡帳に書きました。

いじめとは違ってくると思いますが、
先日、遊びに来た子が、
息子に対して「頭悪いんやんな~だってなかよしに行っているもんな」と
言ったのが気になっています。
その子は、悪気があったわけではなく、疑問をぶつけた
だけだと思うし、本人も気にしてないので、確かめることは
必要ありませんが、
そのような誤解から、支援クラスに所属するのが嫌と思う保護者や
偏見につながるのではないか?と思いました



以前、障がい→症への記事
書いた、エピソード。


そのとき、その質問をした子に
わたしが答えたのは、

「クラスの中では
音がうるさくて勉強に集中出来ひんから
なかよしで勉強したいねん。」

でした。

それは、言い訳でもなんでもなくて、

1年のときに、在籍しているけれど、
授業はすべて通常クラスで受けている時に
本人が、自分から言ってきたことなんです。


そう言うと、その子も
頭悪いって答えが欲しかったわけではないので、


ホッとした表情で、
「そうなん?けど、なかよしのほうがうるさいんちゃう?」
と言ってました。

「どうやろう?ザワザワした音が苦手やからなあ」
と言ったら、
「へー」とリビングに行って、一緒に遊びだしました。

なかよしに行っている得体のしれない子が
怖かったのかもしれないですよね。


障がいに対して、今ほどの理解のない時代
養護学級とも呼ばれていたときは
知的障がいの子がいた。
その印象が親、祖父母世代には根強いとおもいます。

障がい→症への記事でも、
その子が悪いのではなく、
環境だと書きました。


⚫︎学校からも連絡があり、
校長とも相談して、こどもたちに
伝えていきます。

と言ってくれましたが、

子どもにもひつようですが、
できれば、
保護者も対象でやって欲しいと
伝えました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
少し、話は違いますが、
国籍のことでいじめられた方の
話を聞きました。

学校側が子どもの保護者に聞くと、親が偏見をもっていたため、
家で〇〇の国の人は・・・と言ってしまったそうです。


そんな、保護者の無知さ鈍感さが、
子どもの偏見やいじめへと
つながっているんでしょう。

子どもに、兄弟に、親に、親しい友人に
障がいのある人が周りにいなかったら、
理解できないの??
理解しようとしないの??


支援クラスって、なんのためにあるんだろう?


他のお母さんからの訴えです・・・・・・・・・・・・・・

「うちの子が周りに迷惑をかけています。
それが、性格ではなく、障がいの特性ですと先生から伝えてほしい」と
言うと、
「それは、お母さんがするべきだ!」と言われたそうです。

それって!?
支援ちゃうやん!!

そしたら、何を支援してくれるですか?
わたしは、もうしんどくて自尊心も傷つけられている。
隔離するだけが支援なら、
特別支援教育ってわざわざ言わんでも、
昔のまんまでよかったんじゃないの?・・・・・・・・・


このように葛藤しているママはたくさんいます。

わたしの友人も、
息子の同級生が、支援クラスに所属したがらなくて
子どもが荒れてしまい、母親も孤立している。

その人のために、何か手助けをしたいから、
と、学校での講演依頼をいただきました。

みんなそれぞれ個性があり、
多かれ少なかれ、得意不得意があり、
こだわりもある


だから、助けあって生きていく。

このまあるい地球の中に
一緒に暮らしていく。


多くの人が、理解しあえて、
お互いのためにより良い社会になればいいな。

わたしができることは、


親の立場から、伝えれることを伝えます。