コード理論の基礎♫「ダイアトニックコード」 | 川越@ビバーチェピアノ教室

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埼玉県、川越市のピアノ教室です。
3才〜70代までの幅広い年齢層の生徒さんがいらっしゃいます。
クラシック、ポピュラーピアノ、コード理論。

先日、コード表を掲載しましたが、
教室の生徒さんのために
さらに基礎に立ち返ったコード表を作ってみました。

ダイアトニックコード!

その調性の音階に和音を積み上げて作ったコードです。
ハ長調ならこんな感じです。
その調性の中での響きなので、自分の家でくつろいでる感な響きです。

この「自分のお家以外の和音」は全て借用コードと呼びます。
たとえば下の表には出てこないⅡ7(D7)などは
ハ長調の曲でよく使われますが、それも借用和音。借用和音については今後また別の機会に。
{D812EA5C-B8D8-450D-9D60-B02EB0281814}
表の赤で書かれている、Ⅱm7やⅢm7などの表記のことをディグリーネームと呼びます。


他の調、たとえばト長調ならば、
ファが出てくると全てシャープになります。

{88B4EFF9-FAC9-49C2-8795-A288951C71DE}

黒く塗ったところはシャープ。


これが長調全部だと12種類できることになりますが、各調性のスケールをしっかりと理解していることが大事です。
まあ、右手だけででも、まずは全部の調性でスケールが弾けるようになることをお勧めします。

自分の手で弾く、身体で音を感じることがまず大切だと思います!!


表にすると、
{80334509-636D-4420-89B9-695FF211B553}

こんな感じになります。

縦の順番は、五度圏を♭回りで書いてみました。
2番目のヘ長調ならば♭1つ。
3番め、変ロ長調、♭2つ。
だんだん増えていき、
ロ長調からシャープ系になり、
今度は1つずつ減っていきます。

逆回りで覚えても大丈夫です。
{0AE6816A-16B0-4F19-8B55-4287E35C1B1C}

これを機会に五度圏も少しずつ覚えてみてください。コードやスケールの練習の時に五度圏の順番で練習するとすぐ覚えられます!

コード表の解答につきましてはまた次回掲載させていただきますね。

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(クラシック幼児〜シニア、ポピュラーピアノ、
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尾崎陽子
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