台風26号が、去っていきました。
被害に遭われたみなさまにお見舞い申し上げます。
犠牲になられた方々も多数いらっしゃり、胸が痛みます。
ご冥福をお祈りいたします。
先日から、震災の被災地訪問について書いておりますが、被災地でも台風は容赦なく暴れ回り、たび重なる災害になんとも言葉が出てこない状態です。
今日は書ける範囲で続きを書いていきます。
【連載】東京・東北 演奏の旅
『大好きなモーツァルトとショパン』はこちら→(^○^)
『被災地へ』はこちら→(*^_^*)
『中学校訪問』はこちら→^_-☆
「絆」という言葉が東日本大震災以来よくいわれるようになりました。
実は、私はこの言葉を口にすることに対してとても抵抗がありました。
ひとつになろうとか、頑張ろうとか…
経験のない者が軽々しく使える言葉ではない…とずっと思い続けてました。
前回の続きになりますが、松岡中学校さんでのコンサートの際、震災を乗り越えて一生懸命生きていらっしゃる生徒さん、先生方、お世話になったみなさま…からパワーをいただきました。
コンサートは、聴いてくださるお客様がいて初めて成り立つもの。そのことはいつも忘れていませんし、お客様に助けられていることに感謝しています。
しかし、中学校でのコンサートで感じたものは、これまでの演奏活動で味わってきたものとはまた別のものでした。
なんだろうな…言葉にはできない感情。感謝の気持ちにも変わっていきました。
そして数日前、松岡中学校の校長先生から、素晴らしい贈り物が届きました。
それは…
校長先生と生徒さんからの感謝のお手紙多数。
感動でした…
「私にできることなどなにもない」と苦しんだ震災直後。なぜピアノを弾くのか? いざとなればピアニストなどなにもできない…
でも、それはちょっと違ったようです。
私の演奏によって、心が癒された、今も続く余震の恐怖も乗り越えられそう、頑張りたい…といった言葉の数々。
私の方が励まされました。
ここでようやく「絆」の意味が少し見えた気がしました。
このような「心」のつながりこそが、絆という言葉に集約されてるということなのかなぁ? 「絆」のひとつの形なのかもしれませんね。
これは被災地へ行って見て感じたからこそ見えてきたものだと思います。
大切なことは、自分のできることをやって精一杯生きること。そして、音楽の道をしっかり歩き続けることだと改めて思いました。
つづく…
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☆プログラム☆
ドビュッシー:映像 第1集
モーツァルト:ピアノソナタ イ短調 KV310
クライスラー/ラフマニノフ編曲:愛の喜び
ショパン:4つのバラード
☆チケット情報☆
全席自由 / 前売り¥3,500・当日¥4,000
☆マネージメント☆
ミューズクリエート:052-910-6700
☆公演情報☆
【名古屋】
♪♪♪名古屋市民芸術祭2013参加♪♪♪
日時:2013年11月19日(火)18:30開場 / 19:00開演
場所:電気文化会館ザ・コンサートホール
(名古屋市中区栄2-2-5)
【京都】
日時:2013年11月26日(火)18:30開場 / 19:00開演
場所:京都府立府民ホール アルティ
(京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町590-1)
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