なんのこっちゃと思われるようなタイトルなんですが、
本日見終わった映画、「マイ・ライフ マイ・ファミリー」という作品の中に出てくる兄妹の妹が、冒頭で立ち向かわなければいけない状況です。
作家を目指しながらも不安定な雇用に甘んじ、しかも不倫相手は52歳のハゲ散らかした既婚者のおじさん。
この映画はアラフォーの兄妹が、ずっと疎遠だったDV親父が認知症になった為、
やむなく引き取る事を余儀なくされるなかで、それぞれがまた家族としたの形を考え直したり、
少しずつ、成長していったり・・・というストーリーなんですが、
この女性が置かれている状況にこの爆弾事件をかます?タマラ・ジェキンズさん(監督。女性)!という感じの設定・・・
そしてこの映画、そんな状況下のなか「死ぬまでにしたい10のこと」レベルに淡々としています。
淡々とした映画に共通しているのって、恐ろしい程のリアルさですよね。
「マイ・ライフ、 マイ・ファミリー」 2007年 実力派俳優二人によるアラフォー兄妹の演技、リアル過ぎ!
介護問題は、身近で目の当たりにしてきたので他人事じゃなくじっくりと見入ってしまいました。
体は動かないけど頭ははっきりしているから悪態をついたりワガママ放題したり、
思うように行かない苛立ちを世話をしてくれる子供達に当たる父・・・魔のイヤイヤ期の2歳児やないかい。
淡々としすぎていたので、炊いたお米を冷凍するために小分けにするという作業をしながら視聴しました。
今日は花火大会があったので大親友とお互い子連れで参戦。
近所のスーパーでジャンクな食べ物を買い、ペットボトルを1本持ちながら歩いて、色々な話をしました。
「育児休暇とは言うけれど、休暇っていうかこれって転職じゃなくて?仕事ってくらいキツくない?」
とか、主に子供と一日中過ごしあまり言葉を発しない日々が珍しくない、一人目乳幼児育児真っ只中の母親達のどこにでもある会話です。
それで思ったんですが、こういう淡々とした会話が続くリアルな産後ママの映画があればいいなぁと思って・・・この映画を見たあとにこのようなどこにでもある会話をして、何となく。
別にハリウッドの三幕構成とかないの。ただただリアルなやつ。
おい、この時代に結婚して子供を産んで何が不満なんだよ!という問いに答える映画。
全ての産後ママの心を癒すような・・・
冒頭のシーンは抱っこひもで子供をおんぶしながら髪を無造作にまとめて夕飯の準備をする若いママ。
古民家なのか、味のある家で下ごしらえから丁寧に夕飯を作っていくんだけど、(子供をあやしながらね)
力作を用意して待ってても、旦那さんは飲み会で帰ってこない。
そのまま布団で寝てしまい、翌朝ラップから少しだけかじられた煮物のお皿を見て、どこか遠くを見つめる主人公の目線から始まる・・・みたいな・・・
以上、新米ママの戯言でした。